クラシック

シベリウス 劇音楽「森の精」「孤独なシュプール」

シベリウス 劇音楽「森の精」ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(1996) ヴァンスカの「白鳥姫」には「森の精」が2種類カップリングされている。一つは15CDBOXにも収録されていた交響詩「森の精」で、もうひとつがこちらの本来の劇音楽としての「森の…

シベリウス 劇付随音楽「白鳥姫」

シベリウス 劇付随音楽「白鳥姫」ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(1996)持っているシベリウスの各種BOXにはその一部しか収録されていなかった「白鳥姫」の全曲盤である。ストリンドベリの戯曲に基づく。あらすじは詳しいサイトもあるが、ベルグルンド…

シベリウス 劇付随音楽「クレオマ」と「悲しきワルツ」

シベリウス 劇付随音楽「クレオマ」「悲しきワルツ」 ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(1997) 劇音楽「カレリア」のカップリングである「クレオマ」は、さまざなBOXにはあたかも組曲のように「悲しきワルツ」や「鶴のいる情景」等が収録されたりしてい…

シベリウス 劇音楽「カレリア」

シベリウス 劇音楽「カレリア」ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(1997) シベリウスの「カレリア」と言えば、一般には「カレリア組曲」であるが、本来は劇音楽でその後全8曲の組曲に編曲、最終的に現在の全3曲の形に落ち着いた。 以下、ウィキペディアの…

ヴァンスカのシベリウス 交響曲第3番 新録音

シベリウス 交響曲第3番ヴァンスカ指揮 ミネソタ管弦楽団(2015)シベリウス 交響曲第3番については、以前ヴァンスカ盤が理想に近い、と書いた。http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2013/05/07/055809新盤はアグレッシブさが増し、第2楽章の弱々しさもな…

ヴァンスカのシベリウス 交響曲第7番 新録音

シベリウス 交響曲第7番ヴァンスカ指揮 ミネソタ管弦楽団(2015)シベリウス 交響曲第7番については以前こんなことを書いている。http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2013/04/18/043716新盤は旧盤に比べてかなりドラマティックになっている。この曲の性格…

ヴァンスカのシベリウス 交響曲第6番 新録音

シベリウス 交響曲第6番ヴァンスカ指揮 ミネソタ管弦楽団(2015) ヴァンスカのシベリウスの交響曲の新録音について、2015年に「今年あたり残りの録音が出そうなんだが」と書いたがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/2015/08/10/044027そのまま忘れてし…

ヴァンスカの シベリウス 交響詩「夜の騎行と日の出」

シベリウス 交響詩「夜の騎行と日の出」ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(2001)先日の「夜の騎行と日の出」であるがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/2019/06/13/045047ヴァンスカの演奏もどうしても聴きたくなって、他の収録曲がすべて15CDとか…

ヒラリー・ハーンのシベコン(と、エサ=ペッカ・サロネンの話)

シベリウス ヴァイオリン協奏曲エサ=ペッカ・サロネン指揮、スウェーデン放送交響楽団(2007)ヒラリー・ハーン(ヴァイオリン) ヒラリー・ハーンのシベコンについては感想を書いたと思っていたが、ヘンリク・シェリングの時にちょっと触れただけで感想は…

シベリウス 交響詩「夜の騎行と日の出」即興曲「スネフリード」(と今後)

シベリウス 交響詩「夜の騎行と日の出」ネーメ・ヤルヴィ指揮 エーテボリ交響楽団(1995) 即興曲「スネフリード」ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(2001)ユビラーテ合唱団 先日「まさかのシベリウス・サイクルの復活か?」と書いたがhttp://hakuasin.hate…

ブルックナー モテット集

ブルックナー モテット集 マルティン・フレーミヒ指揮 ドレスデン聖十字架合唱団(1985) ブルックナーのミサ曲全集があまりに良かったので、もっと他のブルックナーの宗教音楽を聴きたくなった。 モテット集が何種類か出ているのだが、素直で素朴な演奏が聴…

シベリウスがテレビから

最近やたらとテレビからシベリウスの曲が聴こえる。交響曲第5番の第3楽章(最終楽章)である。よくよく見ると、アルヴァ・アアルト(アールト)というフィンランドの建築家の「アルヴァ・アアルト―もうひとつの自然」展が全国巡回していて、現在当地の県立…

ニコル・マットの ブルックナー ミサ曲第1番ニ短調

ブルックナー ミサ曲第1番ニ短調ニコル・マット指揮 ヴュルテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団(2003)イザベラ・ミュラー=カント(ソプラノ)アイベ・メールマン(メゾ・ソプラノ)ダニエル・サンス(テノール)クリストフ・フィシェッサー(バス)ヨ…

レーグナーの ブルックナー ミサ曲第2番ホ短調

ブルックナー ミサ曲第2番へ短調ホ短調(1882年版)レーグナー指揮 ベルリン放送交響楽団&合唱団(1988) 混声合唱と管楽アンサンブルという珍しい編成のミサ曲である。とにかく合唱が美しい。事前にウィキペディアでしらべたら、ブルックナーの3曲のミサ…

レーグナーの ブルックナー ミサ曲第3番へ短調

ブルックナー ミサ曲第3番へ短調レーグナー指揮 ベルリン放送交響楽団&合唱団(1988)マグダレーナ・ハヨーショヴァー(ソプラノ)ローズマリー・ラング(アルト)ペーター=ユルゲン・シュミット(テノール)ヘルマン・クリスティアン・ポルスター(バス)…

チェリビダッケの ブルックナー ミサ曲第3番へ短調

ブルックナー ミサ曲第3番へ短調レーグナー指揮 ミュンヘン・フィルハーモニー管弦楽団&合唱団(1990)マーガレット・プライス(ソプラノ)ドリス・ゾッフェル(アルト)ペーター・シュトラーカ(テナー)マティアス・ヘレ(バス) レーグナーのブルックナ…

レーグナーのブルックナー テ・デウム

ブルックナー テ・デウムレーグナー指揮 ベルリン放送交響楽団&合唱団(1988)マグダレーナ・ハヨーショヴァー(ソプラノ)ローズマリー・ラング(アルト)ペーター=ユルゲン・シュミット(テノール)ヘルマン・クリスティアン・ポルスター(バス) ヤング…

ヤングのブルックナー 交響曲第9番(と全集について)

ブルックナー 交響曲第9番ヤング指揮 ハンブルク・フィルハーモニア管弦楽団(2014)シモーネ・ヤングのブルックナー交響曲全集である。http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2019/04/25/045541 第7番同様、第1楽章の要所要所の僅かなリタルダントが、今…

ヤングのブルックナー 交響曲第7番

ブルックナー 交響曲第7番ヤング指揮 ハンブルク・フィルハーモニア管弦楽団(2014)シモーネ・ヤングのブルックナー交響曲全集である。http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2019/04/25/045541 第1楽章の要所要所の僅かなリタルダントが気にならなくもな…

ヤングのブルックナー 交響曲第5番

ブルックナー 交響曲第5番ヤング指揮 ハンブルク・フィルハーモニア管弦楽団(2015)シモーネ・ヤングのブルックナー交響曲全集である。http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2019/04/25/045541 第1楽章の序奏部が遅い事を除けば、全体にスピード感あふれ…

ヤングのブルックナー 交響曲第1番

ブルックナー 交響曲第1番(1865/1866 リンツ稿)ヤング指揮 ハンブルク・フィルハーモニア管弦楽団(2010) シモーネ・ヤングのブルックナー交響曲全集である。http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2019/04/25/045541 ヤングのブルックナーの感想を書く…

今更ながらのヴァージルとウェルギリウス

昔から定期的に読み返している本(全40巻)があるのだが、その中にたぶん女性の教育家の本からの引用として、幼児期に音楽を聞かせると良いのだが、歌が上手ければ本人が歌ったのだが、代わりにヴァージルの詩を読み聞かせた、という話があって、読むたび…

シモーネ・ヤングのブルックナー交響曲全集

シモーネ・ヤングのブルックナー交響曲全集 シモーネ・ヤングのブルックナーは、発売順に入手していたのだが、うっかりしているうちに未購入のものが高値がついたりして、値が落ち着くまで待とうか、と思っているうちに時がたってしまった。そうこうしている…

ビリー・プレストンのライブの話といろいろ

最近、クラシックではまたまたブルックナーの聴きなおしが始まっているが、若い時のすりこみか、どうしてもクナッパーツブッシュ、シューリヒト、朝比奈隆、マタチッチに手が伸びてしまう。ロックはツェッペリンの後、久々にデレク&ザ・ドミノスの「レイラ…

ラロ「イスの王様」のあらすじ

昨日の「イスの王様」のあらすじを書くのを忘れていた(汗) ブリュターニュ地方の海岸都市イスは堤防で海から守られ、水門の鍵は王が管理している。長年の戦争相手のカルナック王子との和平の条件が、王女マルガレードとの政略結婚。王女マルガレードは、姉…

クリュイタンスのラロ「イスの王様」

ラロ 歌劇「イスの王様」(モノラル)クリュイタンス指揮 フランス国立放送管弦楽団&合唱団(1957)ローゼン/ジャニーヌ・ミショーマルガレード/リタ・ゴールミリオ/アンリ・ルゲイカルナック/ジャン・ボルテールイスの王様/ピエール・サビニョールサ…

アンゲルブレヒト、クレスパンのフォーレ 歌劇「ペネロープ」(1956)

フォーレ 歌劇「ペネロープ」デジレ=エミール・アンゲルブレシュト指揮 フランス国立放送管弦楽団(1956)レジーヌ・クレスパン(S)ラウル・ジョバン(T)クリスティアーヌ・ゲイロー(Ms)フランソワーズ・オジュア(S)ジュヌヴィエーヴ・マコー(Ms)ニ…

クリュイタンスの ビゼー 交響曲ハ長調

ビゼー 交響曲ハ長調クリュイタンス指揮 フランス国立放送管弦楽団(1953) クリュイタンス・コレクションである。ビゼーがグノーの交響曲をお手本に交響曲ハ長調を書いた、という話から聴きたくなった。ビゼーの生前には演奏されることがなかった、ビゼー1…

グノー 小交響曲

グノー 小交響曲 変ホ長調(9つの管楽器のための小交響曲)バルビローリ指揮 ハレ管弦楽団(1958)ザ・グノー・エディションである。この曲は、交響曲1番2番とは違って、晩年に近い時期の曲で、ほぼ室内楽といっていい編成の曲。この、実に愛らしい小品を…

グノー 交響曲第1番 第2番

グノー交響曲第1番ニ長調交響曲第2番変ホ長調プラッソン指揮 トゥールーズ・カピトール管弦楽団(1979) ザ・グノー・エディションである。今まで聴いてきて、グノーという人は非常に基礎がしっかりしていてかつエレガントな音楽性をいると思った。ペルリ…