ジャズ

ニコライ・カプースチン

Nikolai Kapustin 私は全く知らなかったのだが、娘へのクリスマスプレゼントのクラシックの事典に載っている作曲家で、唯一存命中ということで、娘が気にしていたのがこの人。 ウクライナの作曲家だが、どうもソ連崩壊によって徐々にその名が知られ始めた人…

Sweetnighter(1973)Weather Report Mysterious Traveller(1974)Weather Report

長月神無月(1976)

矢野顕子 アナログ時代の愛聴盤で、CDを持っていないアルバムが未だにいくつかあるが、これもその一つだった。セバスチャン氏が先日矢野顕子について書いておられたので懐かしくなって購入。2ndアルバムにしてファーストコンサートを収めたライブ盤であ…

Weather Report(1971)Weather Report I Sing The Body Electric(1972)Weather Report

Expression(1967)John Coltrane Stellar Regions(1967)John Coltrane

The Olatunji Concert(1967 発売:2001)John Coltrane 先日"My Favorite Things"を聞いたら、ジョン・コルトレーンの最晩年をもう一度聴きたくなった。

My Favorite Things

John Coltrane リチャード・カーペンターが弾いているのを聴いて、懐かしくてはしごしてしまう。家にあるのは1960年のスタジオテイク、"In Europe"というBOXに入っている1961年と1962年の演奏、"Live At The Village Vanguard Again!"(1966)、"Live In …

ETV特集 マイルス・デイヴィス

6月に放送されたドキュメントをやっと見る。今まで、ジャズのモード奏法については「和声によるアドリブが音階によるアドリブに変わった」という説明しか知らず、両者の違いがまったく分からなかったので、ピンときていなかったのだが、番組中の解説で、そ…

Dedicated To You , But You Weren't Listening(1971)

The Keith Tippett Group 先日ちらりと書いた、いつの間にか出ていたキース・ティペット・グループの2nd。タイトルはソフト・マシーンの2ndの曲名からなのだろうな。メンバーは以下のとおり。 Keith Tippett piano, Hohner electric piano Mark Charig corne…

○In a Silent Way(1969)Miles Davis ○Bitches Brew(1969)Miles Davis

Red Nichols And His Five Pennies(1950)

「五つの銅貨」という映画については過去に書いた。(こちらとこちら) 普段はあま行かないホームセンターに行ったら、古いジャズの映像シリーズのDVDが廉価で売っていて、そこになんとレッド・ニコルズを含むものがあった。(全5曲)演奏自体は映画の音…

○Mr.Gone(1978)Weather Report ○Bestial Cluster(1993)Mick Karn ○Return To Forever(1972)Chick Corea ○Light As a Feather(1972)Chick Corea & Return to forever

Sweetnighter(1973)Weather Report 3rd Mysterious Traveller(1974)Weather Report 4th Tale Spinnin'(1975)Weather Report 5th ウェザーのここらへんのアンビエントかつスペイシーかつプリミティブな雰囲気がたまらんな。

Gling-Glo(1990)

Bjork ビョークの(スタンダード系)ジャズ・アルバムである。シュガーキューブス在籍中の録音らしい。 さて、意外なほどジャズと彼女は相性がいい。というか、ビリー・ホリデーやエラ・フィッツジェラルドあたりの時代に、こういう黒人の女性ジャズボーカリ…

Karma(1969) Pharoah Sanders Jewels Of Thought(1969) Pharoah Sanders Thembi(1971) Pharoah Sanders Black Unity(1971) Pharoah Sanders

BBC Rock Goes to College: Live 1979

Bruford これも先日書いた、ブラッフォードの映像。 ブラッフォードについてはこちら ややこしいのだが、ブラッフォードと言うバンド名義では1st、ただし、メンツからして実質2ndにあたる"One Of A Kind"録音直後のライブで、このメンツによるライブはたった…

Dream(1991)

Tuck & Patti 前述の夫婦デュオの3rd。あいかわらずの両者の超絶テクに聞き惚れるばかり。エラ・フィッツジェラルドばりのスキャットも聴けるし、ギター1本によるスティービー・ワンダーの「アイ・ウィッシュ」もどうやって弾いてるかさっぱりわからない。…

Love Warriors(1989)

Tuck & Patti 何べんも書いているが80年代後半から90年代はほんとに疎い。彼らのことも知らなかった。奥さんの友人が奥さんにCDを貸してくれたことで触れることができた。ヴォーカルとセミアコギターの夫婦デュオの2ndで、他の楽器もオーバーダブも一切無…

Lovers Rock(2000)

Sade 前にも書いた"Lovers Live(DVD)"とセットの安い輸入盤。ほとんどの曲は DVD でいったんは耳にしているが、あらためてCDを聴くと、すっかり初期のジャージーなAORといった範疇ではなくなっている事がわかる。CD評を見ると"Love Deluxe"より地味…

Sade Live(DVD)(1994)

Sade "Love Deluxe"発売後のライブと言うことで、勝手ながら、"Love Deluxe"の世界を強調したライブかと想像していたが、違っていた。前半にそれまでの曲、後半に"Love Deluxe"の曲を配し、今までのファンも自然に"Love Deluxe"の世界へ誘われる感じに構成さ…

Love Deluxe(1992)

SADE やっと購入した。やはり、これ以前のアルバムより、アーバンなポストロック、そして民俗音楽臭もあるこのアルバムが、私には一番しっくりする。何度も言うが(シャーデーファンには怒られるかもしれないが)ピーター・ガブリエルと同じ香りがする。そう…

Bitches Brew(1969)

Miles Davis "In a Silent Way"より激しいが、基本的なスタンスはいっしょである(あえて、アンビエントと言いたい)これが、もっとファンクになれば「アガルタ」になるし、ロックになれば、なんとクリムゾンの「アースバウンド」あたりになる。構成を緻密に…

In a Silent Way(1969)

Miles Davis マイルス・デイヴィスって人は、昔から敬遠しがちなのだ。なぜか?なんか性格悪そうに言われているのがネックなんだろう(ジョン・コルトレーンやジョー・ザヴィヌルの話、etc)それでも、大昔、「ミュージック・ライフ」のインタビューで読んだ…

SADE

uzuram様のページで取り上げられていて、興味が沸いてNETで調べてみたら(すいません、ここらへんのジャンル、時代はほんとに疎いです)"Love Deluxe"(1992)が気に入るかもと思ってタワレコへ行ってみた。"Lovers Rock"(2001)とDVD"Lovers Live"(200…

ステイト・オブ・マインド(2006)

ラウル・ミドン ダイアナ様お奨めのラウルもやっと聴く事ができた。 生ギターのカッティングだけで、人間を驚愕させることができる。あなたは信じますか?信じられないなら、このアルバムの1曲目を聴いてください。それであなたが驚愕しないなら、残念です…

ザ・ミュージック・インプロヴィゼーション・カンパニー(1970)

デレク・ベイリー 去年の年末に亡くなったギタリスト、デレク・ベイリーが、のちにクリムゾンの「太陽と戦慄」に参加するジェイミー・ミューア等と録音した、完全フリー・インプロヴィぜーションのアルバム。前にも書いたが、名前は知っていたし、一度は聞い…

追悼 デレク・ベイリー

デレク・ベイリーが亡くなったそうだ。私はこの人を知っているはずで、何かを聴いた記憶もあるのだが、よく覚えていない。クリムゾン参加前のジェイミー・ミューアが共演しているらしいが、その線だったか?アバンギャルドなフリーインプロのジャズギタリス…

アランフェス協奏曲(1975)

ジム・ホール 10月8日にも書いたが、ベストを買ったのだが、どうしてもこのメンツの演奏がもっと聴きたくなったので、結局買ってしまった。ただし輸入盤。なぜか日本盤にはボーナス・トラックが無いため。 前にも書いたが、全員の名人芸が堪能できるが、…

CTIベスト・オブ・ジム・ホール(1975〜1982)

ジム・ホール 以前にちょっと書いたが、ジャズ喫茶でアルバイトしていた頃、この人の「アランフェス協奏曲」を知った。今回、このCDを買おうかとも思ったが、「アランフェス協奏曲」と「ユー・ビー・ソー・ナイス・トゥ・カム・ホーム・トゥ」が入っている…

浪漫の騎士(1976)

リターン・トゥ・フォーエヴァー 第2期リターン・トゥ・フォーエヴァーのラスト・アルバム。 すべての曲が様々な側面をもち、万華鏡のように展開し、かつ統一性は失われていないという、驚異的なアルバムだ。最高傑作との呼び声も納得。表題曲は、またまた…