マンガ

ベルリオーズ「ファウストの劫罰」

ベルリオーズ 劇的物語「ファウストの劫罰」ジョルジュ・プレートル指揮 パリ・オペラ座管弦楽団&合唱団(1969)ジャネット・ベイカー(Ms)ニコライ・ゲッダ(T)ガブリエル・バキエ(Br)Maria Peronne(S)ピエール・トー(Bs)ベルリオーズは、あと3作…

漫画版「剣客商売」第25巻について

大島やすいち版の「剣客商売」は24巻が原作の第15巻「二十番勝負」で、原作は残すところ最終巻の「浮沈」の分しか無い。だからけっこう覚悟して第25巻を買ったのだが・・・・タイトルが耳慣れないものばかり。池波正太郎、大島やすいちの他に脚色とし…

諸星大二郎「西遊妖猿伝」

「西遊妖猿伝」は、1987年から、中断をはさみながらもいろいろな雑誌に発表され続け、未だに連載中の諸星大二郎の大長編漫画である。以前から気にはなっていたのだが、なにせ巻数が多いので躊躇していたのだが、今回なんとか全巻を揃えたいと思って古本屋を…

安彦良和 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 第24巻 特別篇

安彦良和 機動戦士ガンダム THE ORIGIN 第24巻 特別篇現在アニメ化が進んでいて話題の機動戦士ガンダム THE ORIGIN であるが、原作は23巻で終了したのだが、サイド・ストーリーの4短編を収録した24巻が出ていたのを知らなかった!ので、慌てて購入。…

「ニタイとキナナ 」高室弓生

「縄文物語」http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2015/08/19と同じ「でらんぬ村」の150年後の物語との事だが、直接的な続編ではない。「縄文物語」は大人になりゆく二人の少女の物語だったが、こちらは若い夫婦の物語で、妊娠や出産がある。通販サイト…

「縄文物語―わのきなとあぐね」高室弓生

「縄文物語―わのきなとあぐね」高室弓生(1990 2007)先日ご紹介した、高橋克彦さんの作品を漫画化したhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2015/08/15高室弓生の作品で、元々1990年に刊行され絶版だったものを、何作か加えて復刊したもの。同時購入した…

「進撃の巨人」一気読みの効用

「進撃の巨人」一気読みの効用「進撃の巨人」は、まだここまでヒットする前に2巻目まで買ってそのままになり、その後娘と奥さんがはまって、コミックスや別マガを娘が買うたびに読んでいた。http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2013/07/27/062259年を取…

えびす聖子 原作 高橋克彦 漫画 高室弓生

えびす聖子 原作 高橋克彦 漫画 高室弓生高橋克彦さんの「えびす聖子」が漫画化されているのを店頭で見つけて慌てて買ってしまう。http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2007/10/07高室弓生については寡聞にして知らなかったが、縄文時代を舞台とした漫画…

江戸川乱歩妖美劇画館 vol 1 vo 2

まだ読んでないので、紹介のみ。江戸川乱歩没後50年とうことで出版界も動きがあるが、過去の漫画化作品のコンピレーションを店頭で見つけて買ってしまう。内容はvol 1上村一夫 パノラマ島奇談桑田次郎 地獄風景vo 2石川球太 白昼夢 人間椅子 芋虫 お勢地獄…

実写版「ど根性ガエル」と「泣くな、はらちゃん」

実写版「ど根性ガエル」いまさら何を・・・・という感じで個人的にはスルーするつもりだった実写版「ど根性ガエル」であるが、他のキャスト入りのCMが入って白石加代子、薬師丸ひろ子の顔を見て、奥さんが「もしや!」と調べてみたら、ビンゴ!脚本、演出…

春秋戦国時代のマンガ(「キングダム芸人」)

春秋戦国時代のマンガアメトークで「キングダム芸人」というのをやっていた。最近コンビニ本で横山光輝の「史記」を見かけるなあ、と思ったら、キングダム人気のせいだったのだ。史記の内容をそのまま漫画化するというのは前述の横山光輝や鄭問の「東周英雄…

内田康夫/長尾文子「死者の木霊」

内田康夫/長尾文子「死者の木霊」長尾文子による内田康夫作品の漫画化がほかにないかとさがしたら、あった。内田康夫のデビュー作である「死者の木霊」である。http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2015/04/11/060602通常、こういう作品の漫画化に費やさ…

内田康夫/長尾文子「戸隠伝説殺人事件」

内田康夫/長尾文子「戸隠伝説殺人事件」ショックな出来事があった。わが家は複数の部屋に本棚がある。自分の部屋は押入れも本棚化している。そんな中、たまたま寝室の本棚を探ったら、先日誉めた内田康夫の「戸隠伝説殺人事件」http://hakuasin.hatenablog.…

いしかわじゅん「約束の地」

いしかわじゅん「約束の地」(1981)「憂国」や「至福の町」とは違って、こちらはリアルタイムで読んだ記憶が無い、というか存在自体を知らなかった(汗)ネット上では「「憂国」を超えている」という意見もあり、気になったので購入。確かに「憂国」と「至…

いしかわじゅん「至福の町」

いしかわじゅん「至福の町」(1981)先日の「憂国」同様http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2015/04/19リアルタイムで読んだ、いしかわじゅんのSF作品集である。表題作は、ギャグタッチの絵柄でシリアスなSF(ユートピア=ディストピア)作品で、こ…

いしかわじゅんの「憂国」

いしかわじゅん「憂国」(1980)昔「漫画エロジェニカ」という雑誌があって、雑誌の自動販売機(今はあるのか?)でよく買っていた。基本的にはエロ漫画の雑誌ではあるが、妙にシュールな作品揃いで、若き日の私の周りでもけっこう話題になっていた。(最近…

浅見光彦シリーズと内田康夫

浅見光彦シリーズと内田康夫たまたま気が向いて「浅見光彦シリーズ」の漫画化のコンビニ本を買って読んでみたのだが、何か違和感を感じた。というのも、シリーズが安定してくると、浅見光彦の恋は、読んでる方も絶対に成就しない、という前提で読んでいるし…

「マイナス30度で鉄棒を舐めるとどうなる?」と「虹の谷のアン」

「マイナス30度で鉄棒を舐めるとどうなる?」と「虹の谷のアン」中国嫁日記の3月7日分を見てhttp://blog.livedoor.jp/keumaya-china/「虹の谷のアン」で語られる、アンの長男ジェムのエピソードを思い出した。ジェムは実証主義で、なんでも自分で確かめない…

漫画版「剣客商売」最新刊

漫画版「剣客商売」最新刊大島やすいち版の「剣客商売」の最新刊が発売された。巻頭が先日取り上げた「罪ほろぼし」http://hakuasin.hatenablog.com/entry/2015/01/16/043815なので、わくわくして読み始めたのだが・・・・例の旗本の遺児源太郎の髪型が、な…

大島やすいち「おやこ刑事」と池上遼一

大島やすいち「おやこ刑事」と池上遼一「おやこ刑事」には「特別武装警察」という特別長編的作品があるが、この作品だけ絵柄が違う。見覚えがあると思ったら、当時の池上遼一の絵柄である。池上遼一は大島やすいちの10歳年上だから、まさかアシスタントと…

池波正太郎「剣客商売」シリーズについて

池波正太郎「剣客商売」シリーズについて「剣客商売」は、作者の死去により、最後の長編「浮沈」にて未完のまま幕を閉じる。しかし、解説にもあるが、作者はこの作品が最後になる事を感じていたのでは、という事が作品の内容のそこかしこで伺える。なので、…

「おやこ刑事」と、浅野ゆう子「サマーチャンピオン」

「おやこ刑事」と、浅野ゆう子「サマーチャンピオン」 「おやこ刑事」は、いろいろと当時のはやりが出てきて懐かしい。サミー・デイヴィスJr.そっくりのキャラが出てきたりする。そんなん中、登場人物の若い女性が「いっきにちゃんぴよん」という鼻歌を歌っ…

池波正太郎「剣客商売」の手裏剣お秀

池波正太郎「剣客商売」の手裏剣お秀「剣客商売」には、三冬の他に手裏剣を得意とする女剣士杉原秀が登場する。このシリーズを読むきっかけとなったコンビニ本の漫画版「剣客商売」で最初に買ったものに杉原秀初登場の「手裏剣お秀」が収録されていた。その…

大島やすいち「おやこ刑事」の話 その2

大島やすいち「おやこ刑事」の話 その2なかなか覚えているシーンが無いと書いた「おやこ刑事」であるがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/2015/01/19/0458571979年にドラマ化された際の回をちょっと覚えていた。冒頭で、自分たちをどの俳優が演じるかを…

大島やすいち「おやこ刑事」の話

大島やすいち「おやこ刑事」の話KCスペシャル版で全12巻を購入した「おやこ刑事」であるがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/2014/12/25/044829リアルタイムで読んでいたはずだが、最初の方は絵柄が安定せず、内容も手探りなのか「こんな話だったけ…

池波正太郎「剣客商売:罪ほろぼし」

池波正太郎「剣客商売:罪ほろぼし」解説にもあるが、剣客商売シリーズは後半になるに従って、人間の暗部をえぐる作品が増え、深みはあるが、陰鬱な印象はぬぐえない。そんな中、十二巻に収録されている「罪ほろぼし」は、久々にほっとするさわやかな作品で…

「剣客商売」の「春の嵐」小説と漫画

「剣客商売」の「春の嵐」小説と漫画「剣客商売」の初の長編「春の嵐」であるが、最初は大島やすいちの漫画版で読んだ。短編二つを同時進行させたような内容で、せいぜい中編止まりで、長編にするまでの内容かな?と、との時は思った。しかし池波正太郎の原…

大島やすいち「おやこ刑事」

大島やすいち「おやこ刑事」「剣客商売」を漫画化している大島やすいちであるが、代表作となると「バツ&テリー」を挙げる人が多いと思うが、個人的にはリアルタイムで読んでいた「おやこ刑事」が懐かしい。で、調べたら豪華版の全巻セットがユーズドでえらい…

「剣客商売」小説と漫画

「剣客商売」小説と漫画毎度の事ながら「剣客商売」を読んでいる。池波正太郎の小説は順番に読んでいるのだが、大島やすいちの漫画版は、入手順序がばらばらだったので、作品によっては小説版が先だったり、漫画版が先だったりする。気に入った作品は、小説…

「剣客商売」の三冬

「剣客商売」の三冬三冬目当てで「剣客商売」を読んでいるのだが・・・・これは、昭和の男目線で書かれた時代小説である。それはわかっているのだが。男には目もくれぬ、剣一筋の女剣士三冬が、徐々に恋愛や性(意識として)に目覚めていくさまが、現在のフ…