古典

とみ新蔵の「源氏物語」

昨夜のテレビで「源氏物語」の話題になった時に、漫画化されたものがいくつが画面に映ったのだが、これは絶対見覚えがある、と思った絵柄があった。それはとみ新蔵という漫画家なのだが、本来劇画タッチの剣豪ものとかが得意な人で、個人的には(剣豪もので…

マンガ日本の古典「奥の細道」矢口高雄

以前にも書いたが、私にとって矢口高雄は「バチヘビ」であった。 http://hakuasin.hatenablog.com/entry/20081013/p1 実は、つい最近松尾芭蕉の「奥の細道」を矢口高雄が漫画化したものを購入したばかりで、これもある意味シンクロニシティである。今週末は…

センター試験の古典が

既にネット上でも話題になっているが、本日センター試験の娘が、車で迎えに行った私に最初に言ったのが「古典が切なかった」御伽草子の「玉水物語」との事で、寡聞ながら知らなかった。確かに切ないが、よくできた話だ。古典はやっぱりすごいな。

ベルリオーズ 「トロイアの人々」について(と、ギリシャ神話の話)

ベルリオーズのオペラ「トロイアの人々」は4時間の大作で、その長さゆえに初の全曲上演が作曲後100年を経た1969年(コリン・デイヴィス指揮)完全版が演奏されたのがこのデュトワ指揮1993年で、その上演後にスタジオ録音されている。今まで何回か引き合いに…

今昔物語集と聖徳太子

今昔物語集と聖徳太子以前、今昔物語集と読破中と書いた。読み始めようと思うまでは、今昔物語集は、芥川龍之介が作品化した「鼻」や「羅生門」等のような、日本の物語を集めたものがと思っていた(同じような人もいっぱいいると思う)しかし、実際は、天竺…