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縄文時代の宗教

縄文時代についてはこのブログでも書いているし、別ブログでも書いているのだが例えば http://blogs.yahoo.co.jp/hakuasin/36341617.html http://blogs.yahoo.co.jp/hakuasin/36545444.html 最近農耕文化をもった弥生人が日本にやってきて、彼らが持っていた…

八戸市沢里藤子 山神大山祇大神 と縄文と弥生

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「どちらにしようかな」と「どれにしようかな」

当地では遅れて入る「探偵!ナイトスクープ」で「どちらにしようかな、天の神様の言う通り」のあとはなんと言うかを街頭インタビューしていたのだが。 最初「あれ」と思ったのがわたしは「どれにしようかな、神様の言う通り」で覚えていたのだ。つまり「どち…

リッチー・ブラックモアはケルト?

リッチー・ブラックモアはケルト?ブラックモアズ・ナイトの新譜「オール・アワ・イエスタデイズ」を買ったのだけれど、日本語解説の中にリッチーの言葉として「祖父と父がウェールズ出身」とあった。リッチーはケルトだったのか!!!!!なんか納得。

鎮守の杜の話

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「かぐや姫の罪」三橋健

「かぐや姫の罪」三橋健アニメに便乗した本かと思いきや、なかなかに面白そうだったので買ってみた。「竹取物語」は、求婚の五貴公子のモデルについての考察とかは読んだことがあったが、かぐや姫を迎えにきた天人が「かぐや姫は罪を犯したために地上に流さ…

「サンカの民と被差別の世界(隠された日本 中国・関東)」五木寛之

「サンカの民と被差別の世界(隠された日本 中国・関東)」五木寛之五木寛之という作家には、まったく興味が無かった。サンカについて本を書いていた事は知っていたが、それでも食指は動かなかった。しかし、古本屋で見つけたという事は「読め」ということで…

杉浦日向子「大江戸観光」

杉浦日向子「大江戸観光」杉浦日向子の作品は、入手できるものは入手してきたつもりだったが、古本屋でこれを見つけて「え?こんなのあったっけ」と慌てて購入した。1980年代のエッセイを集めたもので、ほぼ同年代の私には、ちらちら入る当時の世相も懐かし…

完本・梅干と日本刀

完本・梅干と日本刀 樋口清之樋口清之氏の「梅干と日本刀」を初めて読んだのは学生時代だったろうか。何年か前に再度入手しようとしたがその時はかなわず、お弟子さんが遺稿をまとめた、という「新・梅干と日本刀」しか入手できなかった。最近またふと思い出…

星野之宣「宗像教授シリーズ」

星野之宣「宗像教授シリーズ」先日ちらっと書いたのだがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/2014/08/04/045312久々に「宗像教授シリーズ」を読み返した。思えば最終巻が出たのがかの3.11の大地震の直前であった。http://hakuasin.hatenablog.com/entr…

小泉八雲

小泉八雲小泉八雲は漠然とイギリス人という記憶があった。しかし久々に読み返した「宗像教授異考録」にアイルランドとギリシャのハーフとあった。ケルトではないか!小泉八雲が日本の怪談に興味があったのもアイリッシュ・ホラーの下地があったからであり、…

八戸にある柳原白蓮の歌碑

八戸にある柳原白蓮の歌碑今朝の地方紙をみてびっくりした。「赤毛のアン」の翻訳でも知られる村岡花子をモデルとしたNHK朝ドラ「花子とアン」に登場する、花子の腹心の友の蓮さま(仲間由紀恵)のモデルとなった柳原白蓮が、なんと1950年に当地八戸の蕪…

邦光史郎の「幻シリーズ」「幻の出雲神話殺人事件」

邦光史郎の「幻シリーズ」古本屋でたまたま見つけたのだが、いわゆる歴史ミステリーシリーズで、寡聞ながら知らなかった。さまざまなジャンルを書いている作家だが「幻シリーズ」はほぼ1970年代の作品なので、ちょうど私が歴史ミステリー等を読みだした頃と…

「YOUは何しに日本へ?」と津軽と南部

「YOUは何しに日本へ?」と津軽と南部昔に比べ、当地方でもテレビ東京の番組が数多くみられるようになった。最近は特にテレビ東京系の番組は面白いものが多く「YOUは何しに日本へ?」も大好きな番組の一つである。先日、青森にいる家族の元へ戻ってきた、とい…

ストラヴィンスキー「日本の3つの抒情詩」

ストラヴィンスキー「日本の3つの抒情詩」イヴリン・リアー(s)ストラヴィンスキー指揮 コロンビア交響楽団(1968)ストラヴィンスキー自演BOXには、管弦楽(もしくは室内楽)伴奏付き歌曲(一部合唱)が収められいているCDがある。短い曲ばかりだが、…

ヴァレリー・ゲルギエフとオセット人

ヴァレリー・ゲルギエフとオセット人この指揮者についてはムソルグスキーのオペラを聴く際に初めて知って、精緻で透明感あふれる音作りが印象的であった。ソ連崩壊後のロシア・オペラの復興の立役者という事であるが、「オセット人」である、ということの方…

某国の「礼儀」

某国の「礼儀」以前「間違った「儒教の理想」という記事を書いたがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entry/2013/08/01/114413その後、井沢元彦さんと呉善花さんの対談本等を読んで、また一つ腑に落ちた事がある。某国は常々自分の国を「礼儀の国」というが「…

来秋の朝ドラの話

来秋の朝ドラの話来秋の朝ドラの主人公が、ニッカウヰスキーの創業者の妻(スコットランド人)だそうだ。 来春の朝ドラの主人公が「赤毛のアン」の翻訳者、村岡花子で、作者のモンゴメリーがアイルランド系移民の子孫だから、なんかケルトづいているな。俳優…

ビートルズの軌跡

ビートルズの軌跡 ミュージック・ライフ編 構成:渋谷陽一(1972 文庫化:1987)古本屋で見つけたが、寡聞にしてこの本の存在を知らなった。ミュージック・ライフに掲載されたリアルタイムのビートルズの記事をまとめたものである。私の世代のロック少年少女…

ブラッドベリ、ブラウンと黒人奴隷問題

ブラッドベリ、ブラウンと黒人奴隷問題長いお盆休みだから、というわけでもないが、懐かしいSFを読み返したりしている。ブラッドベリの「火星年代記」は今読んでも傑作だなあ、と改めて思う。この作品はいわゆる連作短編の形式だが、その中に「空のあなた…

間違った「儒教の理想」

私は「論語」における孔子の人間的エピソードが好きである。しかし「儒教」になると、いい面も悪い面も出てくる。孔子は「礼」とは「仁」を形に表したもの「仁」は「忠恕」すなわち「真心と思いやり」だ、と説いた。つまりは「礼」の本質は「相手を不快にさ…

続・言語と民族と古代

続・言語と民族と古代 大分前にこんな事を書いたがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2006/10/03SOV SVO の他に、VSO や VOS,OVS,OSV まであるとは知らなかった(汗)しかし、なぜ分かれたんだろう。不思議だ。今回びっくりしたのが、シュメール語が日…

北天鬼神 阿弖流為・田村麻呂伝

北天鬼神 阿弖流為・田村麻呂伝(1990)菊池敬一先日の「北天の魁(ほし)―安倍貞任伝」http://hakuasin.hatenablog.com/entries/2013/05/26の続編的な内容だが「北天の魁」は新聞連載ということで、一般向けの読み物的な性格があったが、こちらは(たぶん)書…

北天の魁(ほし)―安倍貞任伝(1985)菊池敬一

北天の魁(ほし)―安倍貞任伝(1985)菊池敬一岩手日報に1983~1985年まで連載されていた、安倍貞任を中心とした東北各地に残る蝦夷関連の伝説の紹介、こういうのが読みたかった!ただし、第1章は「陸奥話記」による朝廷や源氏側から見た前九年の役の全体の流…

「東北学/忘れられた東北」

「東北学/忘れられた東北」赤坂憲雄(2009:東北学へ(1)(1996)改題)先日「「蒼き蝦夷の血」をペンディングした」と書いたが、読みたい本がたまっていたせいである。その中の一冊がこちら。たまたま書店で見かけて買ったが作者は著名な民俗学者らしい(…

シベリウス「クレルヴォ交響曲」

シベリウス クレルヴォ交響曲ヴァンスカ指揮 ラハティ交響楽団(2000)リリ・パーシキヴィ:Msライモ・ラウッカ:Brベルグルンド指揮 ボーンマス交響楽団(1970)ライリ・コスティア:Sウスコ・ヴィータネン:Brシベリウス聴き始めの頃に聴いた「クレルヴォ…

シベリウスとカレワラ その2

シベリウスとカレワラ その2先日は、シベリウスの「レンミンカイネン組曲」とフィンランドの民族叙事詩「カレワラ」について書いたがhttp://blogs.yahoo.co.jp/hakuasin/32844747.htmlシベリウスはまだまだ「カレワラ」を題材にして曲を書いている。 シベリ…

シベリウスとカレワラ その1

シベリウスとカレワラ その1シベリウスの交響詩に「レンミンカイネン組曲(四つの伝説曲)というのがあるが、タイトル通り以下の4つの曲で構成されているのだが(題名は邦訳により差異がある) 1.レンミンカイネンとサーリの乙女たち2.トゥオネラの白鳥3.…

縄文とケルト スコットランド民謡

縄文とケルト スコットランド民謡縄文とケルトには、なんらかのつながりがあったのでは?と以前よく書いていたが、決定的な証拠があるわけではもちろん無い。しかし、とっくに知っていたはずなのに、これと関連付けて考えなかったために見落としていたことが…

ケルトと縄文

ケルトと縄文ケルトと縄文には何かつながりがあるのではないか、とは以前から書いてきた。例えばhttp://d.hatena.ne.jp/hakuasin/20110305http://d.hatena.ne.jp/hakuasin/20110227先日「封印された黒聖書の謎」(プフェッテンバッハ著)を読んでいたら、こ…

日本語の省略語

日本語の省略語日本語は外国語と比べて、常に子音と母音がセットであるために音節が多くなる。よって、言葉がどうしても長くなってしまうために、昔から省略があたりまえのように行われてきた。古くは戦国時代の古文書を見たりすると、木下藤吉郎のことを「…

あるサイトから

無断引用ご容赦 アメリカでしばらく仕事をしていたことがある。 誰かがどこの出身かを聞いてきたので、アイルランドだよと答えたら、彼女は「ははは」と笑って、本当はどこなのよ?と聞いてきた。 当惑してアイルランドだよと答えた。 このやりとりが繰り返…

津軽弁と南部弁

何度も書いているが青森生まれ札幌、埼玉育ち八戸在住の私は、ある程度はわかっていてもコアな方言はなかなか歯が立たない。 全く違う言葉になるるなら意味を聞けるが、標準語と同じか、想像がつく言葉なのに、意味が正反対になってしまう場合があるので要注…

ブラム・ストーカー

「吸血鬼カーミラ」(こちら)を読んだ時に「ドラキュラも最後に読んだのは随分前だったなあ」と思ったのだが、本の貯蔵庫(笑)の奥から探し出して、読み返そうかどうしようかと思いながら、解説などを読んでみた。 で、びっくりしたのが、ブラム・ストーカ…

「あばよ」の語源

柳沢慎吾の決め台詞である「あばよ」も、もう死語に近いと思うが、江戸川乱歩の少年探偵団シリーズ「鉄塔の怪人」の冒頭で「アバよ」というセリフが出てきて、語源が気になった。 諸説あるらしいが「按配よう」が有力であるらしい。現代語に言い直せは「元気…

死をもちて赦されん(1994 邦訳:2011)

ピーター・トレメイン 「修道女フィデルマ・シリーズ」の邦訳第6弾であり、シリーズ第1作 舞台はブリテン島、解説によると第2作の舞台はローマ、つまり「古代アイルランドを舞台としたミステリー」という謳い文句からすると、邦訳が第1作からでは読者が…

修道女フィデルマの洞察(2000 邦訳:2010)

ピーター・トレメイン 「修道女フィデルマ・シリーズ」の邦訳第5弾であり、「洞察」と同様にシリーズ第9作の短編集の15作から5作をを訳出したもの。残りの5作もいずれ邦訳される事を望む。 「修道女フィデルマ・シリーズ」は短編から始まったと以前書…

自分の殺害を予言した占星術師(2004 邦訳:2006)

ピーター・トレメイン 「修道女フィデルマ」シリーズの短編であるが、アン・ペリー編「ホロスコープは死を招く」という占星術がテーマのミステリー・アンソロジーに収録されている。本来はシリーズ第14作の"Whispers of the Dead"という短編集に収録されてい…

蛇、もっとも禍し(1996 邦訳:2009)

ピーター・トレメイン 「修道女フィデルマ・シリーズ」の邦訳第4弾であり、シリーズ第4作 ある修道院の飲料水をくみ上げる泉から、若い女性の首なし死体が、調査に向かうフィデルマは船旅の途中、無人の大型漂流船に遭遇するが、その船上で彼女が発見した…

修道女フィデルマの叡智(2000 邦訳:2009)

ピーター・トレメイン 「修道女フィデルマ・シリーズ」の邦訳第3弾であり、シリーズ第9作の短編集の15作から5作をを訳出したもの。シリーズ第9作とはいえ、シリーズは長編の前に短編から始まっているので、シリーズのルーツともいえる。 短編でも犯人…

幼き子らよ、我がもとへ(1995 邦訳:2007)

ピーター・トレメイン 「修道女フィデルマ・シリーズ」の邦訳第2弾(シリーズ第3作)である。 前回の「蜘蛛の巣」が、なぜ邦訳の第1弾になったかというと、たぶん当時のアイルランドの一地方を舞台にしているために、当時のアイルランドの社会の仕組みの…

蜘蛛の巣(1997 邦訳:2006)

ピーター・トレメイン 「修道女フィデルマ・シリーズ」の邦訳第1弾(シリーズ第5作)である。 本来「修道女フィデルマ・シリーズ」を読むために、トレメインの最初の邦訳「アイルランド幻想」(こちら)を読んだはずなのに、読んだら他の怪奇・幻想小説を…

「マック」のつく名字

これは、以前ケルト系の本を読んだ時に気付いた事なのだが、文にしていなかったので書いてみる。 例えば、ポール・マッカートニーとか、英語の名字によくある「マック」という接頭辞(Mac や Mc)というのは、本来ゲール語で「息子」を意味するものだとは知…

 「アイルランド幻想」ピーター・トレメイン(1992)

翻訳:甲斐万里江(2005) 先日ちらっと触れたピーター・トレメインであるが(こちら) 間に「巨人たちの星」3部作が挟まってしまった「デューン・シリーズ」再読も終わり(こちらも最後の2シリーズを購入という、最初の予定外の結果になったが)ようやく…

ピーター・トレメイン

最近古本屋で「修道女フィデルマ・シリーズ」なるものが目に入って、何か気になっていた。 たまたま別の本屋で「修道女フィデルマの叡智」「修道女フィデルマの洞察」という短編集が2冊ともあったので、とりあえず買ってみた。 そして、家に帰って作者につ…

「蝶々夫人」と日本、ヨーロッパ、アメリカ

日本人はアメリカもヨーロッパも「欧米」でくくってしまうので気がつきづらいが、プッチーニの「蝶々夫人」は、実はヨーロッパによるアメリカ批判である、という説があって、これには納得できる。 日本人にとっての「蝶々夫人」は「日本対西洋」だけれども、…

なぜフランスのグランド・オペラにバレエ場面が必要か・

ちなみに、なぜフランスのグランド・オペラにバレエ場面が必要か・・・単純にフランスは総合芸術を目指したのかな、等と昔は思っていたのだが・・・・ 江戸時代初期、女性による歌舞伎が禁止され、次に若い男性が女性を演じる若衆歌舞伎があらわれたがやはり…

外国の新聞

奥さんが雑貨屋で「英字新聞」というポップに惹かれて、筒状に巻いてある新聞を買ってきた。 しかし開いてみると、どう見ても英語ではない。 載っている写真を見ると、インディオのような東洋系の顔がけっこう多いので、二人して「南米かしら」等と話してい…

「若きウェルテルの悩み」と「オシアンの歌」

先日マスネの「ウェルテル」についてちょっと書いたのだが(こちら)「若きウェルテルの悩み」も若い頃にざっと内容を知った程度だったので、再度調べてみたら、重要アイテムとして、ケルトの口承伝説「オシアンの歌」(偽作説あり)が登場している事を知っ…

シャーロック・ホームズ ― ガス燈に浮かぶその生涯

W.S.ベアリング=グルード(1962 翻訳 1977 文庫化 1987) 古本屋で懐かしい本を見つけた。入手したのは文庫だが、単行本時代に読んでいるはず(だが、細かい内容は覚えていない)。 あのシャーロック・ホームズの伝記を、ドイルの作品を元に再構成し脚色…