格闘技

原田久仁信のプロレス・ノンフィクション劇画

別冊宝島 プロレス「地獄変」(2009) 劇画 プロレス夢十夜(2012)原田久仁信 先日の「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」きっかけでhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2013/06/27原田久仁信を通販で検索して見つけた。各関係者からの取材を元…

当ブログの異常なアクセス数2

先日、当ブログの異常なアクセス数について書いたがhttp://hakuasin.hatenablog.com/entries/2013/05/14再びその現象が起きた。今回は「はじめの一歩」のブライアン・ホークのモデルとされるナジーム・ハメドと彼を初めて破ったマルコ・アントニオ・バレラの…

「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」「KIMURA」

「木村政彦はなぜ力道山を殺さなかったのか」増田俊也「KIMURA」原田久仁信(原作:増田俊也)ラーメン屋で待ち時間に見るともなしに普段は読んだことも無い週刊誌を開くと、かの「プロレススーパースター列伝(原作:梶原一騎)」「男の星座(原作:梶原一…

とりとめのないプロレス話をだらだらと

以前にも書いたが、子供の頃は日本プロレスよりも国際プロレスを見ていた。なので、馬場や猪木を本格的に見たのは、全日本プロレスや新日本プロレスからである。 当時の国際プロレスはエース不在で、一応グレート草津、サンダー杉山、豊登の複数エースの体裁…

タイガーマスクの話題からプロレスの話

タイガーマスクが訓練を受けた「悪役レスラー養成所:虎の穴」のネーミングの元になった、イギリスの「蛇の穴」こと「ビリー・ライレージム」については、カール・ゴッチ、ビル・ロビンソン、ダイナマイト・キッド等ストロング・スタイルの名レスラーを輩出…

リトル・チャロ

親子三人でNHKの英語教育アニメ「リトル・チャロ」を見ていた。 マルゲリータというかちゃましい(方言)メス犬キャラの声を聞いて、もしやあの巻き舌で有名なリングアナもやっているあのおばさんでは?と気づいた。 家族は「え〜?」という反応だったの…

PURE DYNAMITE―ダイナマイト・キッド自伝(1999:邦訳 2001)

ダイナマイト・キッド 子供の頃はいざ知らず、いわゆる新日ブームと言われた頃にプロレスを見ていた時は、台本があるということはありえない(そんなのいちいち覚えていられないだろう)と思っていたが、大体の筋書き(ベビーフェースとヒールの関係、興行主…

PURE DYNAMITE―ダイナマイト・キッド自伝(1999:邦訳 2001)

ダイナマイト・キッド (まだ読んでいないが) 青春時代に初代タイガーマスクの洗礼を受けたものは、多かれ少なかれダイナマイト・キッドの洗礼も受けているはずだ。そして、ベビーフェイスのタイガーを応援しながらも、ヒールのキッドに魅力を感じた人も多…

大山倍達正伝(2006)のつけたし

あえて引用する(敬称は略す) 高弟ローキックの盧山こと盧山初雄の言葉。 「『空手バカ一代』がヒットしていた時代、総裁は明らかに劇画のなかの主人公を演じていました。(中略)私たち弟子達は心が痛んだものです。極真が有名にならなくてもいい(中略)…

大山倍達正伝(2006)

以前にも書いたが、「空手バカ一代」も彼自身の著書も真実ではないことは既に知っていた。だからショックに対する免疫は出来ているし、真実を知ったから彼を非難しようとか、梶○一騎を非難しようとか、そういう意識は全く無かった。ただ、ただただ、真実が知…

大山倍達正伝(2006)

実は、まだ読み始めただけである。 「空手バカ一代」(1971〜1977)をリアルタイムで読んだ人は少なからず夢中になったのではないだろうか。なにしろ、梶原一騎が「真実を真実のまま書く」と言っていたので、子どもである私は、すべて真実だと本当に信じてい…