民族音楽

Tao Music For Relaxation(2006)

Ron Allen & One Sky 以前に紹介した、ロン・アレンの「道教」をテーマとしたアルバム。 冒頭こそ、程よい中国趣味のリラクゼーション・ミュージックだが、徐々に無国籍のメディテーション・ミュージックになる。 前にも書いたが、ジョン・コルトレーンから…

Island of Bows 弓の島(1994)

R.Carlos Nakai/Wind Traveling Band/OKI/Shonosuke Okura カルロス・ナカイ、風の楽団、オキ、大倉正之助 ネット情報によると 「ネイティブ・アメリカン・フルートと日本の伝統楽器とのコラボレーション。このアルバムは、京都・法雲寺で演奏した音を収録」…

Journeys(1986)

R. Carlos Nakai ロン・アレンのネイティブ・アメリカン・フルートを聴いているのだが、本当はこの人から聴かなくてはならなかったのかもしれない。 この人がいなかったらネイティブ・アメリカン・フルートのメジャー化はかなったかもしれないというR・カル…

Essence of the Forest

Deep Forest ほとんど入手したディープ・フォレストだから、今更ベストでもないのだが、実は私の目的は、ピーター・ガブリエルであった。 映画"Strange Days"(1995)「ストレンジ・デイズ 1999年12月31日」のサウンド・トラック"While the Earth Sleeps"が…

Music. Detected(2002)

Deep Forest 正式なスタジオアルバムとしては4thになる。 琵琶のような音が混じるとはいえ、(今度は本物の)エレキギターのハードなリフには、さすがにびっくりする。 ハードエッジあり、ファンクあり、テクノあり、それに日本、アジアを始めとする世界の民…

Pacifique(2000)

Deep Forest フランスのみで公開された"Le Prince du Pacifique"という映画のサウンド・トラック。 映画の内容は、フランス語からの自動翻訳ではちんぷんかんぷんだが、1918年(第1次世界大戦最後の年)ポリネシアを舞台とした、フランスの軍人と島の人々と…

Made in Japan(1999)

Deep Forest ディープ・フォレストのライブ盤を聴くと、前回書いたウェザー・リポートからの影響が、さらに明らかになる。 ディープ・フォレストは、エニグマその他のように、「民族音楽+ハウスのリラクゼーション」という先入観があったが、聴き進めていく…

Comparsa(1997)

Deep Forest ディープ・フォレストの3枚目は、中米+マダガスカル。 ウェザー・リポートのジョー・ザヴィヌルがゲスト参加しているが、実はディープ・フォレストはウェザー・リポートの影響を多大に受けているということを、今回初めて知った。ものすごく納…

Spirit Dreams(2005)

Tomas Walker 先日紹介した(こちら)管楽器奏者、"Ron Allen"の"Tomas Walker"名義のアルバム。 なぜ、わざわざ別名義なのかは定かではないが、このアルバムは"Dream Catcher""First Flute"と違ってアメリカのレーベルである。 アメリカ人にはロン・アレン…

The First Flute(1998)

Ron Allen "Dream Catcher"に続くロン・アレンのアルバムも、ユーズドでお安く購入。 副題が"Songs of Courtship"(求愛の歌)で、つたない英語力でブックレットを読んでみると、インディアンの伝説の物語によるトータルアルバムのようだ。 以下、簡単なあら…

Dream Catcher(1995)

Ron Allen 先日紹介した(こちら)ジャズ管楽器奏者、"Ron Allen"(Tomas Walker)をア○ゾンでいろいろ調べて、たぶんこれもネイティブ・アメリカン系では、ということでユーズドでお安く購入。 カテゴリーをプログレとしたが、ジャンル分けは意味が無い。 …

Music of the Native Americans Indians(1998)

ようやく届いた、待望の本当のインディアン音楽、アメリカの東部の南北、西部の南北、そして中部と、かなり満遍なく収録されている。 以前書いたように(こちら)やはりインディアン音楽の根っこはアジア音楽である。収録されているのはすべてダンス音楽(歌…

Boheme (1995)

Deep Forest ディープ・フォレストの2枚目のテーマは東欧から東へ、ユーラシア、台湾まで足を伸ばす。いわば「非西欧」であるが、例えばトランシルヴァニア(ルーマニア)と台湾、ポーランドとモンゴルのミックスが、まったく違和感がないのは、「非西欧」…

Deep Forest (1992)

Deep Forest 私が90年代に聴いたという、エニグマ、アディエマス、クリアラ、セイクリッド・スピリット、ビジョン、等の名を挙げるとき、ディープ・フォレストが無いとお気づきの方もいたかもしれない。「民族音楽をサンプリングしたハウス」というジャン…

ビジョン2-愛の神秘詩人ルーミーの音楽(1997)

Vision 2: Spirit of Rumi Graeme Revell ヒルデガルト・フォン・ビンゲンを題材にした「ビジョン」については以前書いた(こちら) これはその第2弾だがリチャード・サウザーは関わっていない。 以前持っていたはずが、いつの間にか手元に無くなっていた。…

アイヌのうた(2000)

萱野茂 平取アイヌ文化保存会 本当のインディアン音楽を聴きたいと、ア○ゾンで探して注文したついでといっては何だが、かねてからアイヌ音楽も一度は聴きたかったので、注文したが、インディアン音楽のほうが、海外発送でなかなか着かない。ので、こちらを先…

Culture Clash(1997)

Sacred Spirit セイクリッド・スピリットの2枚目も久々に聴く。 クラシック(チェロ等)+ブルース(ボトルネック・ギター等)+ハウス。 買った当初は、1枚目の延長を期待していたのでがっかりした覚えがあるが、改めて聴いてみると、けっこうアグレッシブ…

More Chants and Dances of Native Americans(2000)

Sacred Spirit セイクリッド・スピリットの3枚目であるが、出ていることを知らなかった。最近ネイティブ・アメリカン音楽を調べていたら、ユーズドでかなりお安かったので買ってしまう。 ちなみにこれはアメリカ盤で、アーティスト名が"Indians' Sacred Spi…

Behind the Sky(1997)

Criara 最近、民族音楽系、リラクゼーション系モードということで、久々に聴く。 「エニグマ」の世界的ヒットにより、「中世音楽」+「ハウス」、「民族音楽」+「ハウス」の後追いが数多く出た。その際、アディアマス、ビジョン、セイクリッド・スピリット…

Tomas Walker

ネイティブ・アメリカンの音楽をようつべで探している時に知った。 ようつべでは"Thomas Walker"となっていたために、調べるのにえらい苦労した。 カナダのジャズ奏者(管楽器)ロン・アレン(Ashtar Ron Allen)の別名で、世界各国の民俗音楽楽器(笛)を奏…

インディアンの音楽

以前「ネイティブ・アメリカン・ミュージック」+「ハウス」として"Sacred Spirit"について書いた(こちら) で、「本来の民族音楽としての「ネイティブ・アメリカン・ミュージック」が聴きたい」と書いた。 当時はそういうCDも廃盤になってたりして、結局…

コアーズがジミヘンの"Little Wing"をアンプラグドで演奏

コアーズがジミヘンの"Little Wing"をアンプラグドで演奏。 ttp://jp.youtube.com/watch?v=M5rVgxmekeM 民俗音楽臭もなんか合っていて悪くない。うーん困った。

ザ・コアーズ(The Corrs)

先日、あまり肯定的な事を書かなかったコアーズであるが、なぜか昼休みと言えば、ようつべで見ている。未だにボーカルが容姿、声ともにピンとこないのであるが、今実はあまり重たいものを受け付けない精神状態である(だからカーペンターズを聴いているのか…

ザ・コアーズ(The Corrs)

ネットで知ったケルト系長男+3姉妹の家族バンド、トラッドというよりポップだな。アルバムをざっと試聴したが、インストも多くそちらはトラッド系だがボーカル曲は概ねこんな感じ(下記)で落差を感じる。次女が元気よくドラムを叩いているのは好感が持て…

Pastime With Good Company(Past Time With Good Company)

上記の補足 以前に触れた(こちらとこちらとこちら)グリフォンであるが、実は1st紙ジャケをその後買っていたのだ。どっかで聴いた事がある曲があると思ったら、"Pastime With Good Company"(Past Time With Good Company)では無いか!ブラックモアズナイ…

無印良品「BGM4」アイリッシュケルト Gryphon(1973)Gryphon Crossing the Styles Gryphon

No Quarter(1995:収録 1994)Jimmy Page Robert Plant ツェッペリンがサンディー・デニーのファンだったと言うことを知り、解散後のMTV企画のライブで、民族音楽色が強い(中東か)このアルバムを久々に聴いてみる。音楽はともかく二人の合体がうれしい…

Olynpia Concert(1972)

Alan stivell 先日書いたブルターニュのハーピスト兼ボーカリストのアラン・スティーヴェルの初期の傑作といわれるライブを買ってみる。編成はケルティック・ハープ、フルート、バグパイプ、ハンマー・ダルシマー、バンジョー、ギター、フィドル、リコーダー…

ケルト系の歌姫(?)

昨日書いたケイト・ブッシュの「アイルランドの女」がようつべで聴けた(映像は固定) ttp://www.youtube.com/watch?v=POmM9QHAbr8 いつもの彼女の歌い方より、あきらかにプリミティブだ。 で、この人も引っかかってきた。アイルランドのフォーク歌手で、ポ…

Alan Stivell

ダイアナ様が教えてくれたのだが、フランスはブルターニュ(つまりケルト)のハーピスト兼ボーカリストである。全盛期は1970年代とのことなので、プログレとも重なる。下記の映像は最近のもの。ちょっとタルのイアンにも似ている。ケルトの吟遊詩人(がいた…