宇宙と太陽系の不思議を楽しむ本

的川泰宣
コンビニで売っていたのでいわゆるワンコイン本であるが内容は読み応えがあった。
そもそも私が子供の頃の宇宙知識はせいぜい1960年代までのレベルなので、その後の宇宙物理学の発達は良く知らないので勉強になった。しかし発達すればするほど、逆に謎が増えてゆくような気もする。ダークマターダークエネルギー?なんじゃそりゃ。
しかし現時点での宇宙の誕生の最有力説が「粒子があらわれたり消えたりする「真空」空間さえも存在と非存在の間をゆらいでいる「無」からトンネル効果によりポロリと生まれた」というのは興味深い。まさに色即是空、物質や我々の体を成り立たせている粒子のなんと不確かで不安定なことよ。
この本には地球上の生命の歴史も載っているが、水中生物の中で優秀な(環境に適応できる)ものが魚になり、おちこぼれが陸上にあがった。類人猿のうち、優秀なものがゴリラやチンパンジーになって森林にとどまり、おちこぼれが平原においやられたことにより手や脳が発達して人類になった、という話はおもしろい。現代でも、社会に適応できないおちこぼれが得てしてのちの天才になったりするのである。

実は今週はダウン中である。今月は、ちょっと大きな仕事があって、それが今週初めに終わったとたんに風邪をひいた。また父親が亡くなって譲り受けた車をすぐドアをこすって傷つけてしまっていたのを、現在やっと修理に出している。いろいろな意味でリセット中ということかもしれない。
そういえば、クラシックは気に入った演奏でなければ聴かないなどというこだわりがあって、誰でも知っている有名な曲をCDで持っていなかったりしたが、この間300円のCDをごっそり買ってしまったし、ファンタジアやピーターパン以外は批判的だったディズニーアニメも安く出ていたせいもあるが、「ディズニーの魔法」という本を読んだりしたこともあって、やはりごっそり買ってしまった。こだわりがあることは深化には必要だか、自分を狭くすることも事実で、目の前に転がっている価値あるものも拾うチャンスを失うことにもなりかねないということを、今さらながらに思った。

人の縁とは面白いもので、娘の幼稚園の同級生のご両親である関係で知り合ったセバスチャン、ロッティ御夫婦であるが、旦那さんが昔バンドをやっていたり、ジャパンが好きだったというのもかなりの奇縁であるが、奥様のほうが文筆業もなされていて、なんと私がファンである高橋克彦さんと今度お仕事をするというので何か貸してくれないかとのこと。ご迷惑を顧みずジャンルが幅広い方だからという言い訳のもと、ごっそりお貸ししてしまったのであった(でも本人は足りないと思っている(自爆))私と高橋さんのはなしはこちら