ブルックナー初期交響曲 再聴

せっかく第4番を聴いたので、好きな第0、第3を除く、普段余り聴かない初期交響曲を聴いてゆきたい。とはいえ、手元にはあまりない。
ヘ短調交響曲(いわゆる番号無し、もしくは00番)
インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団(1992)
第1番
インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団(1987)ノバーク版リンツ稿
朝比奈隆指揮 日本フィルハーモニー交響楽団(1983)ハース版リンツ稿
第2番
インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団(1988)ノバーク版
朝比奈隆指揮 東京都交響楽団(1986)ハース版

つまりはインバルと朝比奈さんの全集しかないのだった。聴きくらべをするほど曲自体を把握していないので、まずはどんな曲か思い出すことろから。

ブルックナー 交響曲第2番 ノバーク版

インバル指揮 フランクフルト放送交響楽団(1988)
この2番は、ブルックナーの特徴がほぼ出揃っていて、3番以降の土台となった曲と言える。3番以降にはかなわないものの、若書きの愛らしさや先達の残滓もあり、なかなか魅力的で、もっといろいろな指揮者がCDを出してもいいと思うのだが。ちなみにインバルの演奏はあいかわらず精緻かつのびやかだ。