バッハ 無伴奏ヴァイオリンのためのソナタとパルティータ(全曲)

ヘンリク・シェリング(1955)モノラル
さて、2枚組みでこのお値段なら、買うしかないでしょう。ある意味今のタイミングで買えてよかったのかもしれない。何度も言うが昔から数少ない好きなヴァイオリニストであった。それは取りも直さず、この人の端正な音作りに秘められた、情熱性と味わい深さからである。外面的にいかにも情熱的な演奏より、わたしはこっちの方が好みなのだ。
そしてこの演奏、名盤扱いなのもうなづける。本当に私の好きなシェリングそのままの素晴らしさである。