ブルックナー 交響曲第8番

シューリヒト指揮 ウィーン・フィルハーモニー管弦楽団(1963)
シューリヒトという人は、ニュアンス付けの天才で、以前ブル8については辛い点をつけたことがあったが(こちら)あくまで、テンポの変化が私の好みで無いというだけで、無限のニュアンスを味わうにはこれ以上無い名盤である事は確かなのだ。
最近は彼の天才性も浸透してきたのか、ずいぶん発掘音源が発売されている。アナログ時代は「ロマンティック」が無かったのでぜひ聴いてみたい。また「エロイカ」も押さえておきたい。アナログ時代はオフィシャル盤がパリ管のだったような記憶があるが、エロイカとフランスのオケの相性の悪さしか印象に無い。