ブルックナー 交響曲第00番

ティントナー指揮 ロイヤル・スコティッシュ管弦楽団(1998)
習作時代のいわゆるヘ短調交響曲である。
珍しくインバル盤(こちら)より若干速めで、その分せわしなくなってしまった部分があるのが惜しい。
また、第1楽章、第4楽章の提示部の反復が無い。
(演奏時間の違いから、版が違うと勘違いしている人がいるようだが、習作なので版の違いは無い)
インバルのほうが秀作らしいチャーミングさで勝っているが、ヘ短調を一枚買う分にはティントナーでもなんら問題が無いといえる。