シベリウス 交響曲第2番について

シベリウス 交響曲第2番について
曲の性格上、どうしても効果を狙ってテンポの動きが大きくなりがちであるが、ここはインテンポで演奏してほしい。実はベルグルンド盤4種は(ロンドン響盤がインテンポに近いが)かなりテンポの動きが大きい。
第1楽章冒頭は、シャキシャキ演奏してほしい。
第3楽章から第4楽章にかけては、ベートーヴェンの第5と同様に、第3楽章の最後の盛り上がりのクライマックスが、そのまま第4楽章の頭になっているが、そのとおり素直に演奏してほしい。指揮者によっては裏をかいたつもりで第4楽章頭をわざと弱々しく演奏させる場合があるが、姑息である。
ヴァンスカ盤は弱冠のテンポの動きがあるが許容範囲内で、最も理想に近い。
インテンポという点ではロジェストヴェンスキー盤が最も理想に近いが、第1楽章冒頭が弱々しくなっているのが惜しい。
アブラヴァネル盤は、遅めのインテンポかつ真摯な演奏だが、若干遅すぎるか。
同じ遅めのインテンポのヤルヴィ盤は、遅さが弛緩の印象を与えてしまっている。

当ブログの異常なアクセス数

自慢ではないが、当ブログの日々のアクセス数はけっして多い方ではない(笑)
たまたまアクセス解析のページを開いたら、ここしばらくの間がケタ違いにアクセス数が多い。
何が起こったのか?と少々気味が悪くなったので(笑)調べたら、なんのことはない。
以前、陰ながらいい俳優だ、と思っている子役出身の男性が、あるドラマに出ていることを書いた過去の記事に、現在の朝ドラでスキャンダルめいた事件が起きたために多くの方が検索でアクセスしてきているようだ。なーんだ(爆)