ジョディ・フォスターのママはゴースト(1983)

これは最近、レンタル流れのワゴンセールで見つけた。タイトルに「ジョディ・フォスターの」ってついてる時点で、とほほ感丸出しだ。ジョディ・フォスター出演なら、いい映画は既に誰もが知ってるし、わざわざそんなタイトルをつける必要が無いわけで、彼女の名前で、少しでも売れるかもという日本のビデオ会社の思惑が見え見えである。元々はTVムービーで、死んだ妻が、仕事一辺倒の夫の心を、幽霊になってから解きほぐしていくと言う、あまりにもありがちな話で、ジョディ・フォスターはその長女役で、さして重要な役でもない。ただ、B級TVムービーとしては、まずますの出来ではある。夫が自分のオフィスで、幽霊の妻に体をマッサージされるシーンで、当然、他の人間には、妻の姿は見えない。つまりは夫の一人芝居になるわけだが、かなりはでに妻にいじくられているところを部下が見てしまう、というくだりはかなり笑った。