Crossing the Styles その3

間があいてしまったがグリフォンの3rd(1974)と4th(1975)の分。
3rd"Red Queen To Gryphon Three"は10分前後の4曲のインストのみ。前にもちょっと書いたが、プログレ的ダイナミズムと中世音楽的要素がバランスよくコントラストを描く。ベースは完璧にロックしだした。完成度は異常に高く、これが最高傑作といわれても納得。
4th"Raindance"は、15分の長尺曲を含むも、POP化が進み、一部フュージョンの香りもする。古楽器もほとんどシンセとエレキギターに替わり、たまに出ても彩りを添える程度。確かに美しいし、グリフォンでならではという部分もあるが、ほとんどがグリフォンじゃなくてもいいんじゃない?と思わせられるのがちょっと寂しい。完成度は相変わらす高いのだが・・・
で、やっぱり1stの素朴さは何物も替えがたい!