「他人(ひと)のため」と「自分のため」

ゆうべある番組で、和田アキ子美輪明宏に「あなたは今までさんざん他人(ひと)のために歌ってきた。これからは自分のために歌うの。その為に今までの人生があったし、結果としてそれが他人(ひと)のためになる。」みたいな事を言われていた。私はまったく逆だが、(つまり人により違うということ)意味あいとして同じことを最近感じている。私は、音楽芸術のためとか、人類のためとかと思って音楽をやってきたつもりだったが、実はそれが、本当は小さい我(が)のための言い訳だったのだろうかとも思って、最近は、我(が)の無い、他人(ひと)にささげるために、歌う、ベースを弾く、と思い出したら、気が楽に成り、仕事もなんか上手くいきだしてきたりしている。もちろん、これまでの蓄積が、熟してきたと言うこともあるかもしれない。いよいよ、本当に使命を果たす時が来たか。