Octopus(1973)

GENTLE GIANT
ジェントル・ジャイアントの4th。幻想性アバンギャルド性が後退し、1stのころのけたたましさ、ハードなリフ、中世調もしくはバロック調が戻ってきた。しかも1stよりすっきりし、めりはりが効いている。コーラスワークはあいかわらず見事の一言につきる。ここらへんだな、イタリアン・プログレに影響を与えたというのは。いい意味で、セールス的にいいところをねらえる作品となった。一般に傑作扱いなのも納得。ちなみにドラムはさらにうまいドラマーに交代。このドラマーで最後まで行くようだ。