ステイト・オブ・マインド(2006)

ラウル・ミドン
ダイアナ様お奨めのラウルもやっと聴く事ができた。
生ギターのカッティングだけで、人間を驚愕させることができる。あなたは信じますか?信じられないなら、このアルバムの1曲目を聴いてください。それであなたが驚愕しないなら、残念です。あなたには音楽センスがありません。
などと乱暴なことを言ってしまいたくなるぐらいの超絶パーカッシヴギターである。ラテン、ジャズ、フラメンコ、ソウルetcの技術が融合し、音楽性もそれに負けずに多様性をもっている。(口トランペットもあるぞ)ある意味これもプログレだ!ってこんな風に言うとさぞかし聴きづらいかと思われるかもしれないが、矛盾するようだが、気持ちよくなるぐらい聴きやすいのである、不思議と(日本人好みの叙情性もたっぷりある)新しめの音楽で感動したのは、ポーラ・コール以来だな。