FLEX-ABLE LEFTOVERS(?)

Steve Vai
年代的には2ndであろうが、1stに収録されなかった曲のEP盤に未発表曲追加でCD発売らしいので正式な位置付けは良くわからない。が、これはいい!!レコード会社の要請か、どこかよそいきの雰囲気があった1st(正直肩すかしの感あり)に比べ、やりたいことをやり倒してる感じ。(原題は「のこりもの」だが、残り物の方が抜群にいいではないか(私には、だが))1曲目からギター全開、2曲目は精神○常者を思わせる泣き声と笑い声をバックに早口の女性のモノローグ、それにギターによるユニゾンががぶさる(ギターによる人声の真似は彼の18番らしい)その後もザッパの後継者たるマニアックな曲が続く。(民族音楽的作品まであるのもうれしい)キャッチャーな曲はあっても、あくまでパロディの対象や変態的な曲構成のユニットの一つとしての扱い。他人の手によるポップなロックンロールがあり、あれ?と思ったらノンストップで始まる次の変態的フュージョン曲のイントロ扱いだった(たぶんEm〜GmM7-5(かGdim)の繰り返し)なるほど〜。輸入盤のため、たぶん本人の手になる長文の解説や、歌詞の内容がわからないのが残念。