LOOK AT YOURSELF(1971)

Uriah Heep
一時期は、ツェッペリンのⅡ、Ⅳやディープ・パープルのマシン・ヘッドやライブ・イン・ジャパン等と並んで、ハードロック少年の必須アイテムだったこのアルバム、久々に聞いたが(懐かしい!)やはり「対自核」「七月の朝」といった名曲の存在が大きい。(ザ・ピーナッツもカバーしているぐらいだから(笑))確かにベタではある。しかし、ここまでくるとベタはベタなりに力もあれば存在価値もある。「対自核」は普通ならギターがガリガリカッティングするところを、ハモンド・オルガンがゴリゴリやっているのでびっくりしたものだ。他の曲も、水準以上で、プログレ風あり、意外にもアヴァンギャルド風もありと、いい意味でバラエティに富んでいる。やはり名盤だ。