前田日明の前世

「オーラの泉」で前田日明の前世の話で、中国の春秋戦国時代の「こうし」(テロップでは「皇子」となっていたが、この時代「皇帝」は未だ存在しないので、歴史的知識の無いスタッフの間違いであろう)であるといわれ、前田が納得していた。多分「公子」のことで、王位を継がない「王の子」のことである。普通に資料として読めるものの中で春秋戦国の公子といえば「戦国四君」といわれる以下の4人。

斉の孟嘗君
趙の平原君
魏の信陵君
楚の春申君

この中では、イメージとして勝手に「魏の信陵君」では?などと思ってしまう(私自身がファンだからということもあるが)しかし容貌が「閻魔大王」のようだとなると首をかしげる。史記列伝には信陵君の容貌については語られていないし、他の3人も「閻魔大王」のようだとなると当てはまらないような気がする。
呉の「公子慶忌」は鄭問の「東周英雄伝」の他で見たことが無いのだが、イメージとしては近いかもしれない(第1話で「要離」に暗殺される人ね)

春秋戦国史に詳しい方がいたら、当てはまる人を探してください。