スノーホワイト/白雪姫(2001)

いわゆる、エンタテーメント専用TVチャンネル「ホールマーク」による「白雪姫」の実写版。以前ちらっと話の出た「エクスカリバー 聖剣伝説」も「ホールマーク」作品である。NHK放送時に中ほどしか見られなかったこと、ドラマ版「ゲド」に出ていたクリスティン・クリュークのデビュー作(18歳)であることから、ちゃんと見てみた。盛り込まれたシチュエーションもけっこう面白く、SFX、カメラアングルもこっている。ダークさとファンタジーもうまく折衷されている(家庭で放映するから、あんまりダークだとまずいしね)その点、物足りなさを感じる人もいるかもしれない。シガニー・ウィーバーのダーク一辺倒の「スノーホワイト」があるらしいが現在入手不可。

ちなみに7人の小人役は6人がいわゆる小人俳優が演じているが、なぜか一人だけ普通の俳優が演じている。どこかで見たと思ったら「ゴースト」で、幽霊にか見えない特異な風貌で「地下鉄の幽霊」を演じていたヴィンセント・スキャヴェリだった。性格俳優としてかなり有名な人らしいが、なんと2005年に肺がんですでに死去していた!もったいない。
PS.ラストは魔女の自滅(因果応報)で白雪姫が生き返るのは、ちょっと物語としては弱くないか?王子の立場は・・・・