JAPAN の思い出

セバスチャンさんのところで、ちょっと盛り上がったので。
「ジャパン」との出会いは、リアルタイムの2nd"Obscure Alternatives"(1978)である。ロキシー・ミュージックにも似た退廃感とレゲエやアンビエント・ミュージックを取り入れた進歩性にかなり感動した。レゲエ・タイプの"....Rhodesia"は本気で自分のバンドで演奏しようとした(が、ベースを弾きながら歌うのは、あまりに難しかったので断念)
そして3rdの"Quiet Life"は、いわゆるシーケンス系の導入、ミックのフレットレス・ベースの開花、ますます深みに落ち込むデヴィッドの世界観、私にとってはやはり「ジャパン」は2ndと3rdである。ちなみに"Quiet Life"や"In Vogue"あたりのベースの一部をコピーして悦に入っていた(かわいいものだ)
4thの"Gentlemen Take Polaroids"は"Methods Of Dance"は前作の雰囲気の完成形であるが、他の曲は、どうもデヴィッドの方向性についていけなくなってきた。一般には最高傑作といわれる5th"Tin Drum"になるともうアウトであった。
何年か前にラストツアーの映像を中古LD屋で見つけたのだが(Oil On Canvas)同名のCDは2枚組みで、私の好きな曲も入っているのだが、映像の方は4th、5thの曲のみで、ミックのベースの素晴らしさ(とカニ歩き)は収穫だったが・・・・といったところ。
そして、「ジャパン」のことを忘れかけた時"Beginning to Melt"(1994)Jansen/Barbieri/Karn を見つけて、今度は「ジャパン残党」の収集が始まったのだった。ただし、廃盤が多くなかなか全部は聴けないが。「ジャパン残党」については、日記にもちらほら書いているのでご参照されたい。
ミック・カーン 脅威のベース アラン・ホールズワースといっしょで、手がでかいな、この人は。
ttp://www.youtube.com/watch?v=46BiSNy5ZTg