Close To You(1970)

遙かなる影
Carpenters
その2
通しで聴く。バラエティに富んだアルバムで、この後のヒット曲に値するタイプの曲がすでにすべてあらわれているのではないだろうか。この段階ですでにカーペンターズは完成の域に達していたと見るべきか。
ビートルズのヘルプについては昔から複雑な思いがあって嫌いになりたいのだが、オルガンのアレンジはやはりすごいし、認めざるを得ないなあ。"Baby It's You"はリチャード・マジックで別曲のような仕上がり。ラストの"Another Song"は解説ではジャズっぽいと書かれているが、これはもうプログレといってもいいのでは?
ちなみに"Close To You"はベストだと3:41 アルバムだと4:33、アルバムの方がくどいのだろうが、私はこっちのほうがいいな。