Live at the BBC(1962〜1965)

The Beatles
序論
ビートルズは昔から海賊盤もけっこう聴いていたつもりだったが、この音源は抜けていた(と思う。未聴のため)(From Us To You はどっかで聴いたことがあるはずだが)
ビートルズは、デビュー前キャバン・クラブや出稼ぎ先のハンブルグなどでもまれてきたおかげで、ライブ・バンドとしては一人前の腕を持っていた。後年のバカテクなミュージシャンとは比べられられないが、必要かつ充分な腕前である。今はオフィシャルで聞けるかもしれないが、ライブをやめる寸前のライブ等は、彼等が何をやっても客は泣き叫ぶだけ。メンバーも話しかけたりしてやりとりしようとするも、何を言っても泣き叫ぶだけなので、苦笑の末あきらめて、ただ黙々と演奏していたが、その頃のあれた演奏で彼等を判断してはいけない(ラストに演奏されることの多かった"I'm Down"はジョンがオルガンを弾いたりしているが、半分やけくそだった)
ポールのベースはさておき、ジョンのリズム・ギターはもっと評価されてしかるべきであろう。本当にバンドののりを良くするリズムギターにはセンスが必要なのだ。思い起こせば私はなぜかローリング・ストーンズのコピーバンドにギタリストとして参加したことがあり、ほとんどの曲でリズムギターを担当したのだが、その時リズムギターの面白さと難しさに目覚めたのだった。ちなみに"Brown Shuger"と"Miss You"ではリードを担当したが、フリップ翁のようなフレーズを弾いたために聴衆の顰蹙を買ったのだった(自爆)
というわけで、未聴のため「序論」どまり。