神と宇宙人(と高橋克彦さん)

これを書けばすっきりするので、mixi からの侵食は一段落です。

高橋克彦さんという小説家の方が書かれた「竜の柩」という作品があります。世界中の古代史、神話を綿密に研究し、「神」の正体は宇宙人であったという事を述べるための小説です。私も以前から旧約聖書等に出てくる「神」はどう考えても宇宙人だと思っていましたから、大変納得のいく内容でした。
一方2006年10月16日「真実の話」で書いたとおり、私は「絶対者なる神の表現媒体として我々人間が存在する」と思っていましたので、ある種の矛盾があるわけです。高橋さんの説も納得できるし、長年もやもやしたところがありました。
しかし、シャーリー・マクレーンの「カミーノ」において「神がいろいろな星々に自己を客観的に表現するために人類を創造した」「地球のある時期に、別の星で別の発達を遂げた人類(宇宙人)が介在してきて『神』を騙った時期があった」とありました。なるほど!それならわかる!つじつまが合う!と長年のもやもやがすっきりしたのでありました。
そういえば高橋さんは以前、霊能者に「神があなたを導いている」といわれたそうです。ご本人は疑っておられたようですが、私はさもありなんと思いました。彼の他の作品群を見ても、そう思わざるを得ない、損得勘定抜きの、書かねばならぬ事を書いているのだ、と思わせる作品ぞろいだと私は思うからです。