Tempest(1973)

Tempest
先日書いた(こちら)スーパーショウにも出演していたジャズ・ロックバンド"Colosseum"の"John Hiseman"が率いる「テンペスト」。一応はハードロックだが、メンバーの出自からわかるとおり、単純なハードロックにはおさまらきらない。なぜ、これを持っているかというと"Allan Holdsworth"の記念すべきデビューアルバムだからなのだ。 彼がまっこうからハードロックをやるのは、このアルバムぐらいなので、大変貴重(でも、ちゃんとうねうねもやってる)しかし、私はここのボーカルの"Paul Williams"が苦手で、単純に好みの問題なのだろうが、こういうソウルっぽい声でハードロックは聴きたくないのだ。で、ベースの"Mark Clarke"(彼も元"Colosseum")が1曲だけ歌っているのだが、こちらのほうがよほどハードロック向きである。案の定、2ndでは"Paul"が抜けて"Mark"がリード・ボーカルをとるのだが、同時に"Allan"も抜けているので、まだ未購入。しかし2ndのギターが"Ollie Halsall"で、かなりこれも来てるらしい。この後、先日書いたように(こちら)ケヴィン・エアーズとタッグを組み、ラットルズにも参加した人。その前には"Boxer"(ある程度年がいった方は"Boxer"と言うバンドの衝撃的なアルバムジャケットを覚えている方もいるだろう)うーんいずれは聴きたいぞ。と思ったら、なんと、"Allan"と"Ollie"が共演するライブ音源があるそうだ!困ったな・・・・このとき"Allan"は"Ollie"からトレモロ・アームの手ほどきをうけたとか。な、なんですと〜!え!?1992年43才で死去・・・絶句。
ちなみに、この時の関係から"Allan"のソロで"Paul"がけっこうボーカルをとっているのだが、どうしても私には馴染めない・・・