シュレック(2001)

シュレック2とセットで廉価だったので購入、改めてみると2がどれだけ進歩したか分かる。3はどんだけ進歩したことだろう。
今回原語で見たのだが、最初に吹き替えを見たせいか、元々日本語のアニメに英語で吹き替えをしているような錯覚を起こしてしまった。それほど声優陣がキャラに合っていたのだろう。ファークアード卿の伊武雅刀は彼自身にしか見えない。浜田雅功、藤原紀香、山寺宏一いずれもそう。特典映像でキャメロン・ディアスがフィオナ姫が自分そっくりでびっくりしたと言っていたが、もう私には藤原紀香にしか見えなくなっている。実際の藤原紀香がフィオナ姫ほど芝居がうまくない(失礼)事をわかっていながら、である(爆)ハリウッドには「声優」というシステムが無い。当然日本の声優は声に個性がある。欧米人にはそれが逆にリアリティの無さと映るのかもしれないが、声優に慣れた耳にはやはりものたりないものがある。ここらへん、「みなし」の文化をもつ日本と他国の文化の違いなんだろう。興味深い。特典映像で、アニメのキャラが実在していると設定した上でのインタビューシーンがあるが、フィオナ姫が、カンフーは「チャーリーズ・エンジェル」で覚えた、と言ったのにはワロタ。