ウォリアークイーン(WARRIOR QUEEN/BOUDICA)(2003)

先日書いたブーディカの物語のドラマ化。一時はやった古代ローマ物に便乗したつくりなのはまあしょうがない。ローマの悪をネロに集中させたのも、最後の決戦の舞台設定が違うのも、まあドラマとしての効果、敗戦の悲壮感を出すのだからまだよしとしよう。ケルトが女系であると言うことがわかりづらいが、イギリス人は言われなくてもわかっているという前提なんだろうか。まあ、その他つっこみどころは多いが、映画より予算はとれないなかで充分健闘していると言える。主役のアレックスも(本当のブーディカは実際に剣を取らなかったと思うが)「ウォリアークイーン」というイメージに合った勇壮な演技だった。