ワンダフル東北「星空に男の浪漫」2008/2/1

なんとなく録画していたの見てみると、小岩井農場が舞台だった。調べると昨年全国向けに既に放送済みだった。
ttp://www.nhk.or.jp/morioka/pickup/0712/1224.html
東北での放送は青森以外は1/11だった(なぜ青森だけが別?)
ttp://www.nhk.or.jp/sendai/top/wond/0111.html
地方紙の記事はこちら。
ttp://www.iwate-np.co.jp/cgi-bin/topnews.cgi?20070924_6
前置きが長くなったが、中学教師を退職後、小岩井農場でガイドの仕事をしている人が、300年前に実際に(ヘベリウスという天文学者により)使用された、全長21メートルの「空気望遠鏡」を、残された絵のみをたよりに復元するまでのドキュメント。まさに!男の浪漫である。
なぜこんな長さが必要かというと、光は含まれる色により屈折率が違うため、より遠くを大きく見るためにレンズの中央を厚くしても、焦点が色によりずれて鮮明が映像を得ることが出来なくなる。よって、レンズの中央の厚みをなるべく少なくして、逆に焦点を結ぶまでの距離を長くとることによりずれを少なくするという理屈。
実際に月のクレーターが見えたときは感動した。
元の絵(版画)がおおきく取り上げられているページがなかなか無いので、とりあえず2つのサイトを紹介。
ttp://www2.tbb.t-com.ne.jp/starlight.net/historyofthetelescope.html
ttp://www3.snowman.ne.jp/~s-ussy/settele.htm
今回、その精巧なレンズを作った会社のページ
ttp://www.rnac.ne.jp/~uccc/makiba.htm
しかし、レンズにしろ全体にしろ、300年前によくぞここまで作ったというのも感動的。