空飛ぶモンティ・パイソン第3シリーズ(1972〜1973)

第1回〜第3回
このシリーズから、タイトルコールが耳慣れたガンピーになった。
マンネリ防止もあるのだろうが、さらにシュールに、さらに構成に凝っている。
そんな中シンプルでわかりやすい(?)のが第2回の魚のダンス。ナンセンスの極致。
ttp://www.youtube.com/watch?v=i9SSOWORzw4
ちなみにBGMがアンダーソンの「そりすべり」だと知ったのは、先日の「タイプライター」の話の時だった。(こちら
またこの第2回にはエンディングの後にスペシャル番組が。
モンティ・パイソンは「イッツマン」という、今で言うホームレスみたいなボロボロの服の男が「It's!!」と叫んでオープニングがはじまる。日本語としては、「この番組のタイトルは〜」といったような意味なのだろう。その「イッツマン」がホストでリンゴ・スターと当時の人気歌手ルル(二人とも本物)のトークショーがはじまる。冒頭「イッツマン」がいつもどおり「It's!!」と言うと、モンティ・パイソンのオープニングがはじまってしまいスペシャル番組はおじゃんに。リンゴもルルも怒って帰ってしまう。
ちなみにリンゴとパイソンズの関係はリンゴとピーター・セラーズの映画「マジック・クリスチャン」にグレアム・チャップマンが出演したことがきっかけだそうだ。
第3回の冒頭のミュージカル仕立てはあきらかに「人生狂想曲」のルーツ。
また討論するといいながら相手の否定しかしない討論教室も有名。