サタデー・ナイト・ライブ ファースト・シーズン

1976.3.31
この回はある意味記念すべき回である。それまでオープニングで「プライムタイムには早い若手芸人達」と名前のみが紹介されていた出演者が、この回から「プライムタイムには〜」のセリフがはずされて、写真付きで紹介されるようになったからだ。この番組の人気と共に、出演者達の人気も上がってきていたのだろう。
ちなみに、この当時のレギュラーコメディアンは以下のとおり。
ジョン・ベルーシ
ダン・エイクロイド
チェビー・チェイス
ジェーン・カーティン
ギャレット・モリス
ラレイン・ニューマン
ギルダ・ラドナー
ちなみにこの回のホストはアンソニー・パーキンスで、やはり「サイコ」ネタが出てくる。
余談だが、この番組には「ウェークエンド・アップデイト」というニュース番組のパロディがレギュラーコーナーとしてあるが、数週にわたって「パトリシア・ハースト裁判」が繰り返しネタとして扱われている。
ご存知の方もあるかもしれないが、身代金目的で左翼過激派に誘拐された大富豪の娘(当時19歳)が、その過激派に洗脳されたのかどうか、その後行動を共にし銀行強盗まで犯したという事件が1974年にあり、その裁判がちょうどこの1976年に始まっていた。まさにリアルタイムの全米が注目する時事だったということが、このSNLの扱われ方でも分かる。(パトリシア・ハーストについては詳しいサイトがいっぱいあると思うので、興味のある方はそちらを参照ください)