モーツァルト 交響曲第35番「ハフナー」第38番「プラハ」

シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団(1956)
シューリヒトの発掘音源シリーズである。
私の知っている限り、モーツァルトの35番は明るい曲のはずである。それがこの哀切感は何なのだろう。恐るべしシューリヒト。
38番はスタジオより、さらにいい意味での面白み、味わい深さがある。かなり速いと書いた最終楽章が、さらに速い!それでも速さに流されることが決して無いのがシューリヒトのモーツァルトなのだな。