シューマン 交響曲第2番

シューリヒト指揮 パリ音楽院管弦楽団(1951)
シューリヒト指揮 シュトゥットガルト放送交響楽団(1959)
シューリヒトのシューマンについては、かなり前にちらっと触れたことがある。(こちら
今回の発掘音源シリーズに2番が入っていたので聴き比べてみる。
シューリヒトの事を書くとき、いつも同じような事を書いてる気がする。
いわく「速めのテンポのすっきりした演奏ながら変幻自在のニュアンス付け」
この曲も全くそのとおり。ただし、シュトゥットガルト盤は若干遅めの分深みが増している。
個人的にはシュトゥットガルト盤をとるが、オフィシャルのスピード感をとる人もいるだろう。
しかし、この精神分裂症的な曲を、よくもまあこれほどよどみなく演奏できるものだ。
しかしなんで1番と4番が無いんだろう。そこが玄人好みといえば玄人好みなんだろうが、ファンとしては聴きたかった。