無実はさいなむ

クリスティのノン・シリーズで「死が最後にやってくる」の前に読んだ。
ミステリーとしては物足りないとの声はあるが、犯人隠しも二重のわなだし、登場人物の書込みも深いし、真相がわかった時の、ああ、なるほど、あれが伏線か、というのもいつもどおりの冴え。
で、映画化されていることは知らなかった。「ドーバー海峡殺人事件(1984)」であるがDVD発売は無いらしい。そんなに出来がわるかったのか?けっこう豪華キャストだが。