ブルックナー 交響曲第7番 ハース版

朝比奈隆 大阪フィルハーモニー交響楽団(2001)
朝比奈さんのブル7には、最晩年の速めのテンポの名演があるらしい、と以前書いたが、この盤である。
速めのテンポも自家薬篭中のものとなり、どこまでも自然だ。透徹性のある軽やかな朝比奈のブル7は意外だが悪くない。しかし、好みから言うとやはり聖フローリアン(1975)か東京カテドラル(1980)だな。
実は朝比奈さんのブル7は十数種類もあり、他にも名演はあるようだが、とても全部は買いきれないので、今のところこれで打ち止めのつもり。