ブルックナー 交響曲第5番

朝比奈隆指揮 大阪フィルハーモニー管弦楽団(2001)
朝比奈さんのブル5の音源数は、ブル7までとはいかないが、それでも10種類弱ある。やはりとてもではないが、全部は聴ききれないし、1973年盤、1980年盤で、かなり満足しているのだが、2001年の演奏は押えておきたかった。
さて、大フィルにしては(というのも失礼な話だが)まれに見る精緻さにあふれた完成度の高い演奏。
ただし、その分朝比奈さんの80年代の演奏にあった、ある種の生々しさは影をひそめた。
矛盾しているようだが、ブル9以外は、生々しさがないと物足りなく感じてしまう。
好みとしては1973年盤をとるが、2001年盤は世界のどこに出しても恥ずかしくない名演であることも確か。