プライド 第2巻 第3巻

一条ゆかり
3巻冒頭で、憎みあっている史緒と萌が初めて一緒に歌った時、
「まるで何年も前から一緒に歌っているような気がする」
とある。
やはり、スピリチュアルな漫画であった(笑)
さて、今の段階では、特にオペラ・ファンとしては言う事はない。
が、2巻で、銀座のクラブで歌う史緒のジレンマ、
「また歌えることが本当に嬉しくて
それで生活できるなんて夢のようだと思ったのに」
中略
「思いきり歌いたい
自分が納得できるように歌ってみたい」
というのは、非常にわかる。
他人のバンドで、他人の曲を弾いていた頃の私の気持ちによく似ている。