トスカニーニワーグナーが素晴らしいという話は、以前からネット上でも見かけていた。
しかし、そうはいってもイタリアの指揮者であるし、たかが知れているであろう、などとある意味傲慢にかまえて、トスカニーニワーグナーには触手が動かなかった。
が、ようつべていろいろな「トリスタンとイゾルデ」の「前奏曲と愛の死」を見ているうちに、トスカニーニを見つけて試しに聴いてみたらぶっとんだ。
以前、カラスの歌う「愛の死」で「ベルカントワーグナーも悪くない」と書いたが、カンタービレのワーグナーのなんと効し難い魅力であることか!
勿論、フルトヴェングラーともクナッパーツブッシュとも、その他ワーグナーを得意とするあらゆる(言い過ぎだな)ドイツ系指揮者とも全く違う方法論だが、なんという美しいワーグナーであることか。それでいて、表面的なレベルにとどまらず実に深い味わいである。
うーん、これではトスカニーニワーグナーも買わなくてはならないではないかっ!