Complete Puccini Recordings Toscanini

以前、トスカニーニヴェルディ全録音BOXをワゴンで廉価で購入したが、せっかくだからプッチーニも買っておきたかった。
昔から不思議だったが、トスカニーニは「ラ・ボエーム」「トゥーランドット」等の初演指揮者である。「トゥーランドット」の時は、弟子が完成させた部分を演奏せず「マエストロはここまでで筆を絶ちました」と語って指揮棒を置いた話は有名だ。
それほどかかわりが大きいと思われるトスカニーニプッチーニなのに、残っている録音は「ラ・ボエーム」全曲と「マノン・レスコー」第3幕と間奏曲のみなのだ。
なんで、「トゥーランドット」「トスカ」「蝶々夫人」を残さなかったのか・・・・・
(「蝶々夫人」は1927年の録音があるという情報はある)
そういえば今年2月に「トスカニーニとの会話」というドキュメンタリーが放送されたそうだ。見逃していた!再放送しないかな。
それによるとけっこうプッチーニに対して辛辣な発言をしているらしい・・・・そういうことだったのか。
また、ストコフスキーを「大衆に迎合した」としてけなしているようだ。なるほどね〜。