R・シュトラウス「ばらの騎士」

プレートル指揮 ナポリ・イタリア放送管弦楽団(1971)
元帥夫人:ヤノヴィッツ
オクタヴィアン:ファスベンダー
ゾフィー:コトルバス
オックス男爵:リッダーブッシュ
なんと、ヤノヴィッツが元帥夫人を演ずるCDがもう1枚あった!!!
しかし、指揮(最近縁があるプレートルであるが)のせいなのか、オケのせいなのか、第1幕は、テンポが遅い部分は中だるみし、速い部分はなんかギクシャクして躍動感が無い。
第2幕以降は持ち直してきているが、最初の印象を引きずってしまったのか、あまり楽しめなかった。
しかし歌手陣は(コトルバスは好みではないのだが)メンバー的には申し分ない。
1971年だけあって、みな若々しい。
ヤノヴィッツ34歳、ファスベンダー31歳、コトルバス32歳である。
リーダーブッシュは美声だがやはり男爵には上品に過ぎるな。
ヤノヴィッツの若々しい元帥夫人が聴けてよかった。