龍興山神社

近年八戸市に編入された、ジャズフェスティバルで有名な南郷区であるが、以前もちらっと書いたが、平家落人伝説のある「島守」という地区がある。（こちらとこちら）
大昔、免許を取りたての頃、土日にやたらと車で走り回っていた時期があり、たまたま「島守」に差し掛かった時、一種異様な（悪い意味ではない）盆地空間に魅入られた経験があり、あとから平家落人伝説を知り、さもありなんと思ったものだ。
で、最近いろいろとしらべたところ、この地区全体を（他の八戸の各所も含めて）「フィールドミュージアム（屋根の無い博物館）」としてプッシュするという動きがあり、いろいろとがんばっているようだ。
そんな中、島守地区を一望できる龍興山神社というのがある事を知り（2005年に平重盛像が建立されたらしい）高速一つ目のＩＣから行きやすい場所であるので、今度の連休にでも行ってみるかな。
知らなかったが、この神社は平重盛がひらいて虚空菩薩を祀ったそうだ（勿論伝説だが）
下記にその縁起が紹介されている。
ttp://myhome.cururu.jp/skt3149/blog/article/91001669153
ttp://myhome.cururu.jp/skt3149/blog/article/91001671200

治承元年（1177）三月にこの地に来たとの事だが
正史によると
治承元年三月　内大臣になる
治承二年（1178）内大臣の辞表を提出するも受理されず。
治承三年（1179）内大臣を辞任　死亡。
とあり、いくらなんでも無理があるが、

安元三年（1177年）鹿ケ谷の陰謀（「俊寛」で有名）に、姻戚関係もあり近しい間柄の藤原成親（重盛の義兄、かつ子供同士が結婚）が加わっていたことで政治的に失脚状態だったとのこと。
もしこの時点で、身の危険を感じた重盛が逃走し、平家側がそれを隠蔽し、無理なく病死ということで彼を葬ったとしたら、ありえない話ではない（本当か？（笑））
上記のサイトの方が実際に登った時
ttp://myhome.cururu.jp/skt3149/blog/article/91001499938

ようつべに映像があった。（地方ニュース）重盛像も映せばよかったのに。
失礼な話だが、こんなに人が集まる所とは知らなかった。