ブルックナー 交響曲第4番

パーテルノストロ指揮
ロイトリンゲン・ヴュルッテンベルク・フィルハーモニー管弦楽団(1999)
相変わらず、いい感じで始まるものの、オケの弱さでがっくりくる。第1楽章は、このシリーズにしては速めのテンポだが、長い残響に細かいフレーズが埋もれてしまっている。
アダージョが出来がいいのはこれまでといっしょだが、スケルツォもフィナーレもそこそこ良い。フィナーレは生々しい低弦がたまらん。
このシリーズは実に惜しい。そこそこ感動的なのに、時折オケの弱さで台無しになる。