ムソルグスキー「組曲:展覧会の絵」

ピアノ アレクシス・ワイセンベルク(1971 1972)
高校時代、E,L&P で「展覧会の絵」を知り、オリジナルを聴こうと思っても、当時はクラシックの知識もさほど無い頃。レコード屋に行って、そこにあるものでなんとなくよさげなものを買ったものだ。
で、ピアノ版はこのワイセンベルクを買った。
急に思い出して調べてみたら、けっこうお安く入手できた。
今聴いてみると、これで初めて「展覧会の絵」のピアノ版を聴けてよかったのだと思う。
初めてだったから、他と比較することができなくて気が付かなかったが、超絶技巧による正確無比、かつストレートな演奏ながらも、決して無味乾燥に陥ることの無い理想的な名演ではないか。
これで、青春時代に持っていた展覧会の絵はすべて揃った。
E,L&P(プログレ)富田勲(シンセサイザー)ワイセンベルク(ピアノ)山下和仁クラシック・ギターカラヤン(オーケストラ)そう、この頃はまだカラヤンがどんだけひどいかを知らなかったのだ。
あ、忘れてた。ストコフスキー編曲版も持ってた。じゃあ、まだ揃ってないじゃん(笑)
ちなみに、カップリングはカラヤン指揮パリ管のチャイコン(1970)だが、音楽はここまでぐちゃぐちゃにする事が出来るのだと、逆に感心してしまった。