ハイニッシュ・ユニバース

アーシュラ・K・ル・グウィン
ハリー・ポッターを全巻通して読み終わり、今度はル・グウィンの「ハイニッシュ・ユニバース」を順次読んでいこうと思う。「ロカノンの世界」と「闇の左手」は再読となる。「闇の左手」は30年ぐらい前から、何遍読んだかわからないが。
その後はル・グウィンのゲド再読か、同じくル・グウィンの「西のはての年代記」に挑戦かな。コードウェイナー・スミス人類補完機構シリーズに行くのも手だな。

そういえば"Four Ways to Forgiveness"(1994)という長編をはじめ、ル・グウィンのハイニッシュ・ユニバースシリーズの未翻訳作品がまだまだあるということをも知った。
ハヤカワは翻訳する気があるのかなあ。未だに再発も無いし、売れないのかなあ、ル・グウィンは。確かにとっつきにくいのかもしれないが。「世界の合言葉は森」なんて、高値商品以外どこにも無いんだよなあ。おかしな話だ。
しかし、ル・グウィンの未翻訳作品が残っているなんで、日本SF界にとっても損失なんじゃないだろうか。
SFマガジンに載ったきり単行本発売されないものや、アンソロジーに収録されたまま、やはり単行本発売されないものもある・・・・