宇宙戦艦ヤマト(1974)

宇宙戦艦ヤマト」は「ルパン三世」(第1シリーズ)(1971〜1972)と並んで、放映時の視聴率の悪さから早期打ち切りになりながらも、再放送により人気が爆発したパターンの双璧であるが、実は、私は両方ともリアルタイムで見ている、というのが密かな自慢である(笑)(小学6年と中学3年だったか)
共に、第1話を見た後、これはとんでもない作品だ、と衝撃を受けた記憶があり、それで2話以降も見だしたと思う。
ルパン三世」は(第1シリーズと宮崎さん関連のみだが)自分の中で評価が確立しているけれども、「宇宙戦艦ヤマト」に関しては、個人的には無駄な続編が多数作られたり、「ガンダム」「イデオン」といった、あまりに凄い作品が同一ジャンルで現れてしまったために、再度見てみようという気もおきず、ビデオやDVD購入にはいたらなかった。
昨今、実写版やアニメ(復活篇)が発表されるということで、ケーブルテレビに全26話が入ったので、奥さんに焼いてもらって(ケーブルテレビは奥さん担当(笑))中学時代の気分に戻って見てみる気になった。
とりあえず第1回と第2回を見たが、テレビ・アニメだから限界はあるものの、作画、動画、演出等々、かなりのレベルでちょっと意外、よほど記憶の中で勝手に劣化させていたのだろう。(勿論、テレビ・アニメは開始当初は時間に余裕があるので、枚数とかも多めで総じてレベルは高いのであるが)後年への影響が絶大だったというのもうなづける。
ちなみに、主題歌は(私が知る限りでは)現在CD等で聴けるのは、勇壮な前奏があるバージョンだが、放映開始当初数回は、テンポを落としたアカペラで始まっていた。実は私はこのバージョンの方が好きで、昔からレコード,CDを買っても全部前奏つきなのでがっかりしたものだ。今回30数年ぶりにそれが聴けてうれしかった。どうも、主題歌の音源には3バージョン(映像的には4バージョン)あるようなので、それもこれから確認できる(前奏あり2バージョン、前奏無し1バージョン)
前奏無し

前奏あり

CDで聴けるバージョン(絵は無視ね)

懐かしい声優さんも若々しい。以下カッコ内は他の有名な役どころ。
納谷悟朗:沖田艦長(ルパン三世:銭型警部)
故・富山敬:古代進(タイガーマスク伊達直人) ちなみに復活編では山寺さんがやっているそうな、確かに声は似ている。
麻上洋子:森雪(名探偵ホームズ:ハドソン夫人)
仲村秀生:島大介(あしたのジョー力石徹
青野武真田志郎、第2回までは、その他大勢(ちびまる子ちゃん:さくら友蔵)
永井一郎佐渡先生、徳川機関士(サザエさん:波平)
緒方賢一:アナライザー(一休さん:桔梗屋、いや、あたしンちの父か(笑))
伊武雅之(現 伊武雅刀):デスラー総統、地球司令(俳優として有名だが、個人的にはスネークマンショー(笑))
 
 
 
余談:冒頭、波動エンジンの設計図を持って、イスカンダルからサーシャが来るわけだが、コスモクリーナーDの設計図を持ってきていたら、それで解決だったんじゃないのか・・・・?(爆)まあ、それだと物語にならないわけだが(劇爆)