地球防衛軍(1957)

アゴスティーニ東宝特撮シリーズである。
土屋嘉男が宇宙人(ミステリアン)をやっているというので、楽しみにしていたが、私の中で記憶違いがおきていて、私が見たかった土屋嘉男の宇宙人は「怪獣大戦争」(1965)のX星人だった(笑)
それでも、元々は黒澤組なのが(以下ウィキペディアより)
『1957年の『地球防衛軍』では、当初主役級で配役されていたが、自ら「顔が見えなくてもいいから宇宙人をやりたい」と本多監督に直訴し、地球を侵略する宇宙人・ミステリアンの総統役に回った。
事前に黒澤監督に「今度宇宙人を演りたいんだけど」とお伺いを立てたところ、黒澤監督も「イノさん(本多監督)とこの仕事ならいいよ」と答えたそうである。』
というだけあって、熱演である。「怪獣大戦争」も早く出ないかな。
さて、私の子供の頃は、特撮(怪獣)映画といえば、既に「怪獣どうしの対決」というイメージが定着してしまっていたため、「地球防衛軍」は、ロボット怪獣「モゲラ」しか出ない映画、という印象を長らく持ってしまっていた。
しかし、アメリカではあのSF映画の金字塔「禁断の惑星」の姉妹編扱いで公開されたことからもわかるように、モゲラのシーンも含めSF的にも予想以上に重厚なつくりで、当時の特撮が、大人向けであったことを、改めて思い起こさせる。
出演者も、佐原健二白川由美(わ、若い)河内桃子、平田昭彦志村喬、藤田進、伊藤久哉、中村哲、そして土屋嘉男、と正に当時のオールスターキャスト。
余談だが、アメリカ公開時のポスターが、ミステリアンが気を失ったブロンド娘をお姫様抱っこしている絵であるが、そんなシーンは無い(笑)下記の海外ウィキペディアのページの下のほう。
ttp://en.wikipedia.org/wiki/The_Mysterians

「禁断の惑星」のポスターが、同じようにロボットのロビーが気を失ったブロンド娘をお姫様抱っこしているのだけれど、やはりそんなシーンは無かったことを思い起こさせる。これも海外ウィキペディア参照
ttp://en.wikipedia.org/wiki/Forbidden_Planet
アメリカは、モンスターでも、宇宙人でも、ロボットでも、とりあえずブロンド娘を抱っこさせるしか、思いつかないんだろうな(笑)


ミステリアンは、こちらの「変なマントでヘルメットかぶってるやーつ」(1:20ぐらい)

「変なメガネのやーつ」X星人はこちら
土屋嘉男は 0:29ぐらいに一瞬出るが、妖艶な水野久美を見るならとばさないこと(笑)