Made in Japan(1999)

Deep Forest
ディープ・フォレストのライブ盤を聴くと、前回書いたウェザー・リポートからの影響が、さらに明らかになる。
ディープ・フォレストは、エニグマその他のように、「民族音楽+ハウスのリラクゼーション」という先入観があったが、聴き進めていくうちに「なんか違うぞ」と思ってきた。
しかし、ここでわかったのが、ウェザー・リポートではジョー・ザヴィヌル民族音楽(アフリカ)を時折取り入れていたが、彼らは実は、その民族音楽を前面に押し出した「フュージョン・ミュージック」であったのだ。ハウスはあくまでその時代のエレクトリック・テクニカルの発達に応じた形式に過ぎなかった。そういう意味では、彼らがウェザー・リポートジョー・ザヴィヌル)の正統な発展的後継者だという誰かの意見は、まさに納得できるものだ。(ライブだと、ジャージーなソロ満載だ)そういえば、ウェザーも日本のライブ・アルバムがあったなあ。
ここに来て、初めてこのユニットの素直なファンになることが出来たかもしれない。

後半(3:25あたり)からすっかりソロがジャズ・ロックになってしまうパターン。(スタジオより1分半長い)
一瞬ギターに聴こえるが、ギタリストはいないのでシンセであろう。アラン・ホールズワースかとオモタ(笑)

こちらは、シンセのギターがハードロックだ(笑)