メル・サッチャーのベース

(先日、ma ma doo!! のライブのベースがGFRみたい(な音)とコメントしたから・・・というわけではないが)
メル・サッチャー(正しくはシャッカーらしいが)はグランド・ファンク・レイルロードのベーシストであるが、ベースを弾き始めの頃、彼がフェンダー・ジャズ・ベース(以下FJB)を弾いているので、FJBってあんな音(1970年のライブ盤:ブワーっと空間を埋める感じ)がするのか、すごいな、と思ったものの、EL&Pのグレック・レイクもFJBで、こちらはもっと締まった音で、どっちが正しいのだろう、と思っていた。
2番目に買ったベースがFJBのバッタもんで、やはりあのブワーっとした音はしないので、漠然と真空管アンプのせいか、エフェクターでもかけているのか、等と思っていた。(そういえば、一時期、ブースターをかけたりしていたなあ(汗))
無知というのは恐ろしいもので、最近やっと知ったのが、彼のベースはFJBのピックアップ(2つあるうちのブリッジ側でないほう)を、ギブソンのハンバッキング(ギブソン独特の、音がひずむやつ)に付け替えたものだったらしい。そりゃ、ああいう音がするわいな。
今はもう、フェンダーのプレシジョン、オンリーだが、当時、知ってたら、ギブソン・ユーザーになったかもしれんな。
グランド・ファンクは、上記のライブばっかり聴いていて、スタジオ盤とか、ちゃんと聴いていない。(「アメリカン・バンド」は「顔面崩壊」というバンドでコピーしたので、聴いたけど)これを機会に聴いてみるかな。
ブワーっと空間を埋めるベース

もっとベーシストとして評価されていいと思うのになあ。