Island of Bows 弓の島(1994)

R.Carlos Nakai/Wind Traveling Band/OKI/Shonosuke Okura 
カルロス・ナカイ、風の楽団、オキ、大倉正之助
ネット情報によると
ネイティブ・アメリカン・フルートと日本の伝統楽器とのコラボレーション。このアルバムは、京都・法雲寺で演奏した音を収録」
とのこと。
曲名も日本語が併記されている。
風の楽団は、邦楽器も使いながら、広くアジア、アフリカのトラディショナルミュージックを演奏しているらしい(サイトがあるので今でも活躍中なのだろう)
オキこと加納沖氏は、アイヌの楽器「トンコリ」(こちら)を復活させた奏者。
大倉正之助氏は重要無形文化財総合認定保持者である大鼓奏者。
さて、カルロス・ナカイの音楽を、邦楽器を含めた楽器群で演奏していて、それはそれで悪くないのだが、個人的には、純粋な「邦楽」とネティブ・アメリカン・ミュージックががっぷり四つに組んださまを想像していたので、いささか期待はずれ(勝手な言い草)
そのせいか、(個人的には)大倉正之助氏の小鼓が、圧倒的な存在感だった。